https://news.yahoo.co.jp/articles/adc14a9225a9ef221715d5c7ce73d8f2d7ac7967

―緩和ケア医として働く田所園子先生は、2010年秋、30代になってから毎年受けていた子宮がん検診で再検査となり、子宮頸部腺がんステージ1Bと診断された。

「冷静な自分もいて、『手術日はいつになりますか、いつから入院しますか』と、淡々と主治医に尋ねられる冷静さもありました。一方で家に帰るともうずっと泣きっぱなし。医師としての自分、妻や母、女性としての自分もいて、いろんな感情が入り乱れていました」

「しかし、実際にはがんはもっと広がっていたのです。そのため、12月に円錐切除をしたあと、長女の受験サポートのために一度退院し、翌年1月に卵管や卵巣、リンパ節などを含めた『広汎子宮全摘術』を受けました」

「ママ友や職場の同僚からも明るく元気な人と思われていたと思います。だから弱い姿を見せたくなかったし、『がんになった』なんて言ったら、相手がどう接していいか困るのではないかと思って」

がんサバイバーであることをやっと話せたのは、6年という長い月日がたってから。

そしてこのころに、緩和ケア医の道に進み始めることを決めました。

現在は、緩和ケア医として多くのがん患者さんの声に耳を傾け、常に心で寄り添う。そして「もっと『患者力』を持ってほしい」と訴えている。

「患者力とは、医師任せではなく、患者自身で病気のことを調べて理解して、進む道を決断できる力のこと。いざ病気になると何も決められない人がいます。自分の人生ですから、『先生にお任せします』ではなく、自分がどうしたいかで選択していいんです」

(以上、記事から抜粋)

がんと診断された時、悩み考えるのは医師であってももちろん同じ。それがよく伝わってくる記事。そして「患者力」大切ですね。