大津秀一です。

おかげさまで『死ぬときに後悔すること25』が
三刷となりました。5月25日発売なので、
約一ヶ月で三刷を迎えることが出来、とても驚いています。

いつも温かく応援して下さる方々、本当にありがとう
ございます。

僕自身はまだまだ未熟で、今も成長の途上にあります。
しかし、職業柄死にゆく方々と多く接させて頂いたことが
貴重な経験となり、「本当の死」について語らねばならない、
それが自分の責務だと思い、本を書いてきました。

僕は生と死が何か、それをまだつかんでおりませんし、
一生それがわかることは難しいでしょう。
そして、いつもお話ししているのですが、今死と
直面している方々の気持ちを完全に理解することは
困難です。やはり本当にその立場にならなければ
完璧に知ることは難しいと思うのです。

そのような限界はありますが、一方で死ぬことを考えることが
きっと生に実りを与える、ならば死者と数多く接して来た医者が
本当の死を語らねばならない、そしてそれをきっかけとして
みんなに考えてもらえばいい、そう思って活動して来ました。

僕一人の力は非力ですが、皆が考えれば、きっと
生と死についての議論は深まり、またそのくびきからの
乗り越え方も個々人が編み出すことが出来るかもしれません。

後悔も人の数だけあります。25に本来まとめられるものでは
ありません。しかしやはり内容に類似性はあります。
ただし、「自分の心残り」は何か、それを見つけ、あるいは
見つめなければ、後悔なき人生を得るのは難しいと思います。

『死ぬときに後悔すること25』が、生と死について考える
「たたき台」となってくれることを祈ります。