先日、毎月「致知」という雑誌を課題に行っている
早朝読書会「いばら朝喝同好会」のメンバーで、
会の発足15年目を記念し、会員のお一人の方の提案により
"仏教詩人"と言われる坂村真民先生の記念館を訪問しました。
愛媛県砥部町にある記念館。
私は年に1回以上、記念館を訪れ、
行く度に真民先生の詩や文字、先生の足跡に勇気づけられています。
生前の坂村真民先生にお会いしたことはありませんが、
20代で初めて読んだ「念ずれば花ひらく」の衝撃は、今でも心にあります。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
真民先生のお母さまが口にされていた言葉ですが、
20代のとき、人生に逡巡していたときの私に、自分を信じて今を生きろと
親のようにそっと声援を送ってくれているように思いました。
その坂村真民記念館が、本年9月で閉館することが決まりました。
今回、記念館を訪れ、初めて知ったのですが、砥部町全体の財政を見直した結果だそうです。
砥部町が決定した考えですので、よそ者の私がどうこう言うことはできませんが、
坂村真民記念館のお金に換えることができない教育的な価値を、
何らかの形で残していただけるとファンの一人としてたいへん有り難く思います。
企画展「真民さんのまなざし」は、本年6月末まで延長され開催されています。
近隣の方、遠方の方、年配の方、お子さん、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、
お姉ちゃん、弟さん、妹さん、お孫さん、ひ孫さん、
ぜひ、ひとときでも真民先生の魂を奮い立たせる詩に触れていただければと願っています。
