ペナ宮、ムーア人の砦と小さい街に世界遺産がひしめくシントラ。その中の一つでありながら、なぜだかいまいち知名度の低いのが今回訪れました……



赤貧亭


キンタ・ダ・レガレイラ(Quinta da Regaleira)




レガレイラ宮殿。

ええ、いまいち知名度が低いなどと書くとさもこちらを知っていた風ですが、……今回シントラに行くことにし、何か見どころはないかしらとネットで調べ、偶然こちらの宮殿を紹介したページに行くまでその存在を全く知りませんでした……。が、知れば知るほどなかなかに興味深く……今回の旅行で絶対に訪れたい場所の一つとなったのです……。

こちらの宮殿、12世紀に建設された王族の別邸を20世紀前半にイタリアの建築家ルイージ・マニーニによって改築されたもの。広大な敷地内には荘厳な宮殿、教会、色とりどりの花が植えられた植物園、そして所有者が錬金術の秘密結社の会員であったことから敷地内に施された様々な仕掛け……。観覧というよりも、古代への探検……そんな言葉が相応しい雰囲気が溢れておりました。


10時開園、入場料の6€を払い探検開始。



赤貧亭

レダの噴水


ギリシャ神話のレダをモチーフにした像が置かれた噴水。朽ちた廃墟然とした祠の中に白く高貴なただずまい……。ギリシア神話でゼウスが白鳥に姿を変え求愛したという美女……お美しい……。

毎朝、近所のゴミ収集所でゴミをあさっているカラスに威嚇される女とはわけがちがいます……。



赤貧亭


塔からは広大な敷地、そしてシントラの街を一望できます。

受付でもらった分かりやすいんだかわかり難いんだか良く分からない地図を片手に、敷地内を彷徨い歩きます。。。他の観光客の姿もなく、古代に迷いこんだよう……とうっとりしつつも、……遭難なんてしないわよね……と不安にも……。何せ無粋な案内板や看板がないので、一体今自分はどこにいるのかが分かり難い……。


不意に目の前に現れた奇怪な橋、


赤貧亭

下には池がありますが、これが結構深い……


落ちたらどうしようと思いつつも、勇気を振り絞って橋を渡ってみました。さらに友人は橋の下に見える飛び石も渡れるんじゃないと渡りだしたのですが……、わたくしはその後を続くことができず……。ど、どうしても渡る勇気が置きませんでした……。意気地がないとあざ笑いたければ笑えばいい……。笑われようと、断じて無理な池の深さでしたよ……。ええ、風雲たけし城の龍神池クラスの危険度を妖怪アンテナで察知し回避……。



赤貧亭


それにしても、どうしたらこのように石が風化するのでしょう……。


鍾乳洞のように浸食された岩肌を眺めている中、



赤貧亭


秘法の宮殿、レガレイラの地下への入り口を発見……。


……いよいよ秘法の地の真髄へ……とあまりの秘境具合に腰が引けつつ、恐る恐る漆黒の闇に足を踏み入れます。。。



<つづく>