おねえ様、実はわたくし……無類の宇治金時好きでして……。

毎年夏になると、美味しい宇治金時を求めて徘徊しているのですけれども……。未だ、自分の中で描いている宇治金時に出会えたことがありません……。


まあ、そんなわけで、夏もいよいよ本番なこの時期、今年初の宇治金時をいただいてきました。

赤貧亭


川崎大師の風鈴市に行った際に立ち寄った、「茶房ふくしま」

こちら、川崎大師駅のまさに目の前にある和菓子屋さん福嶋屋さんの甘味処。なんでも、天然氷を使ってのかき氷が食べられるとのことだったので、うかがってみました。

赤貧亭


こちら、友人が食べた「あずき白玉ソフト」

……ソフトクリームが「ああ、小さい頃、ダイエーとかのフードコートで食べたソフトクリームを思い出すわ」という、ノスタルジックな味わい……。そしてそこにかなり甘い餡子がのっており、シロップがふんだんにかかった氷の下にはさらに甘く炊かれた小豆が入っており……。氷なので爽やかではあるのですが、だいぶ全体がしっかり甘かったです。

氷は砕いている系ではなく、ふわふわした削っている系で、そこは美味しかったのですが……。



赤貧亭


で、わたくしの宇治金時。かけられているのは抹茶シロップかグリーンティーと思われるもので、苦みが感じられず残念な感じ。そして、やはりこちらも氷全体にシロップがしみ込まされているのか、だいぶ甘く、最下層の金時の甘みもしっかりしていたので……ちょっと単調かしらと……。い、いや、宇治金時の醍醐味って、苦味と甘味だと思っているもので。好みの問題なのでしょうけど。


赤貧亭


ちなみに、お値段はこんな感じでした。他に自家製梅酒のかき氷とかもあり、美味しそうでしたよ。お店の雰囲気も昔ながらの甘味処という感じで、雰囲気あって良かったです。


こちらのお店も普通に美味しかったと思うのですけど、やはりわたくしの理想の宇治金時ではなく。

別にどこで食べたわけでもないのですが、勝手に理想として思い描いている図がありまして……。まず最下層にうす紅色にふっくらと炊きあげられた金時をたっぷりと入れ、そこにかいた氷をあくまでふんわりとのせ、最後に抹茶に少量の和三盆を加えたものを粉状のまま氷の上に降らせる……。そんなものが食べたいのですけど……。粉状のままというものに出会ったことがないのですよね……。

今年の夏こそ出会いたい……理想の宇治金時と石油王に……。