お姉さま、相変わらず立ち上がる度に骨が折れているんじゃないかと思うくらいに関節が鳴っておりますか?わたくしも、一挙手一投足で骨が折れているんじゃないかという危惧を感じつつある今日この頃……。


あ、お姉様は今はやりの村上春樹氏の新刊を読まれていらっしゃいましたが、わたくしは図書館で「ごちそう帳」というちくま文庫が出している食にまつわる随筆を集めた本を借りて読んでおりました。ええ、寝ても覚めても食べ物か酒のことしか頭にありませんよ……。

内田百けん氏や森茉莉さんの食に関する随筆が垂涎で、彼らの他の作品も読んでみたいとおもいつつ、火野葦平さんの「びいるを恋ふる歌」をビール好きの友人に捧げたいと思いました……。


びいるこそ よろしきものか 白き泡 かみつつあれば 世界もいらず


びいるのコマーシャルに使えばいいんじゃないかと……。

というわけで、酒を楽しみながら食べたい夕食。


赤貧亭


……ビールか日本酒ですよね……。

ええ、どちらも呑んでいませんが……。きょ、今日はどういうわけだかシェリー酒を飲んでしまいましたのよ。


<献立>

・ 鯵塩焼き

・ ねばねば和

・ 大葉豆腐の生姜餡

・ 九条葱卵とじ

・ 胡瓜の鉄砲漬

・ おぼろ昆布の吸い物


 ねばねば和えは山芋、なめこ、おくらを酢、出汁、醤油、塩で和えたもの。ねばねば食材は美容と健康に良いですからね!時間がない時とカは、これに鮪か烏賊の刺身を足して、どんぶりにすればもうそれで完了でも良いのではないかと「思います。

 大葉豆腐は先日の残り……。今回はそれに出汁、酒、白醤油、塩、生姜を片栗粉で最後にまとめた生姜餡をかけていただきました。

 まあそれだけじゃたりないかということで、九条葱をさっと卵でとじました。

 胡瓜の鉄砲漬けは、胡瓜の中心に箸で大葉を詰め、塩、味醂と共にジップロックに入れ漬けておいたもの。大葉が詰めてあるだけでちょっと凝った漬けものにみえるのがいいですよね。いや、それに大葉の風味が良いですし。


 ……こういった赤ワインに合わないものばかり作っておりますが、家でも外でも呑むのは赤ワイン一辺倒です。白のほうがこの料理に合うのではと言われても、赤を呑む始末ですよ。まあ、ただ、赤は外で呑む時に色々気をつけなくてはいけないことがありましてね。ということで、本日の一句。


黒衣にて 赴く先は ワインバー


ええ、外呑みの日は、こぼれても良いように決して白い服は着ていきません。……こぼすことを予期していることがまた悲壮感を漂わせますね……。