春うららかな昨今、皆様いかがお過ごしですか?

わたくし、優雅に椿山荘でランチをしてきました。
赤貧亭

あ、すみません、セレブで。


……まあ……、そういうことを言いたがるかわいそうな人ということで、生暖かい目で見守っていただきたい……。

 現在、椿山荘のフレンチレストラン・カメリアにて最優秀ソムリエに輝いたことがあるジャン=リュック・プトー氏セレクトのワインが楽しめるとのことで、それは呑んでみたいと赴いてみたという……。「前菜2種、メイン、ケーキ、カフェ」で4,000円のコースを選びました。


赤貧亭

私の前菜、「阿武隈川清流で育ったメイプルサーモンのマリネ フヌイユ風味 ジャルダン風」。育ったサーモンって微妙な言い方で……養殖ということなのでしょうか。そして、ジャルダン風というのがよくわからず、何ですか?と尋ねましたところ、「こう、丸くするのがジャルダン風と言いますか……」と言葉につまりながら説明していただきました。……聞いちゃいけないことだったんですかね……。

赤貧亭


グラスにはすべて椿マークが……。いいんだかわるいんだか……。

昼なのでシャンパンかなと思ったのですが、それほど好きでもないのと、赤のグラスのハウスワインの900円のものの説明が美味しそうだったので、そちらをいただくことに。

赤貧亭


友人の前菜「オホーツク海網走漁港直送帆立貝とオーガニック三種野菜のサラダ」ソースは人参だそうです。そして、ズッキーニと人参はわかったのですが、最後の一つのオーガニック野菜がわからず……。

赤貧亭

私の二品目の前菜「カナディアンオマール海老と三陸帆立貝のテリーヌ りんごとロティス蜂蜜入り 船橋人参のソース」。人参のソースは友人のホタテともれなく一緒のものかと。テリーヌはコンソメ仕立てであっさりしていて美味しかったです。……ヤングコーンが入っていると安っぽい印象を受けてしまうのは私だけでしょうか……。


あ、この時点でワインは二杯目に突入しています。いよいよ、目的であった最優秀ソムリエセレクトのワイン!

普通に美味しく、普通に呑みやすかったです……。

赤貧亭


友人の前菜二種目、鯛のカルパッチョ。友人のホタテのサラダにかかっていたものと同じマリネソースがかけられているものと思われました。すべてお上品な量なので、前菜2品といえど、マッハで食べ終わります。

パンは自家製でフランスパンタイプのもの、柔らかいテーブルパン系のものの2種類が、それと一緒に発酵バターが供されます。

赤貧亭


私のメイン、金目鯛のポワレ。店員の方から、「お魚はカサゴ、金目鯛、黒ムツ、鯛の4種を用意しております」と説明を受けた際に、ああ、4種類も!と喜ぶも、全て調理法はポワレと言われ、またポワレ……と思わず遠い目に……。友人に、「ポワレと言われた瞬間に、魂が抜けていくのが見えた」と言われました……。まあ、とりあえず魚を選べるのならばと、一番高級であろう金目鯛を選択。友人は黒ムツを選択、後になぜ黒ムツにしたのかと問いましたところ「黒ムツって高級魚でしょ?高いの食べておかないと」と二人とも同じ理由で選択していたことが判明し、お互いの浅ましさに何も言えず……。


あ、3杯目で最優秀ソムリエ選出の赤ワインの2種類目に突入しています。こちらも普通に美味しかったです……。

赤貧亭

というわけで、浅ましい友人の黒ムツポワレ。

金目鯛、黒ムツ、はたしてどちらが高いのでしょうね。

どちらの魚の下にも鯛のムースがひかれており、それが濃厚で美味しかったです。

赤貧亭

しめのデザートはチョコレートムースケーキとパッションフルーツのソルベでした。

……あの、あまりにチョコレートケーキがぺらぺらすぎやしないかしらと思ったのですが……。吹いたら飛びそう……。


 料理はまあ普通なのですが、ホテルでの食事はサービスが醍醐味よねということで……。客に対する店員の多さに、人件費のことを考えると震えがきました……。

 食後、優雅に庭園を散策し、セレブごっこは終了。夕食は昼食べ過ぎたしねということで素うどんでした……。さすがセレブ……。


 そういえば、ラウンジでは期間限定桜アフタヌーンティーセットが始まっていましたよ。こちらでは試したことがないのですけど、確か去年どこかで桜アフタヌーンティーを頼んだような……。リッツだったような……。とにかく、毎年この季節にあらわれる桜メニューにつきまして一句。


桜味 ときめき続くは 食べるまで


色と桜という響きで注文しては、毎年美味しいもんじゃないわよねと後悔します……。桜味は桜餅だけでいいと思うんですよね……。