
12月8日午前に内閣府が7月から9月の国内総生産(GDP)改定値を発表しました。最新の発表によると、物価変動を除いた実質で前期比0.5%減、年率換算でマイナス1.9%になったとのことです。先日に経済専門家(エコノミスト)や財務省が相次いで「上方修正される可能性がある」と述べていたことから、市場関係者の間では動揺が走っています。
内容を見てみると、個人消費が0.4%の微増に留まり、住宅投資は宅投資は6.8%減(6.7%減)、設備投資は0.4%減(0.2%減)、民間在庫の寄与度は0.6%減でした。公共投資は1.4%増(2.2%増)で増えていますが、その他の項目が件並悪化している状態です。
これで驚異的なのは、内需がマイナス0.5ポイントとなっている点です。日本は貿易以上に内需が大きな国なのに、その内需がマイナス成長では国がドンドン衰退してしまいます。また、住宅投資のマイナス幅も6.8%と大きい上に、設備投資もプラス予想だったのがマイナスの方向に突入。これらの数値は国内の産業が弱まっていることを示し、景気が悪い状態が継続していると断言することが出来ます。
特に設備投資が減っているということは、来年以降の活動も縮小する可能性が有るということです。消費税増税の影響は来年の確定申告後に酷くなることを考えると、現時点でマイナスになっているのは驚異的だと言えるでしょう
☆内閣府 GDP速報値
URL http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2014/qe143_2/pdf/gaiyou1432.pdf

☆記者からどよめきも…実質GDP改定値、予想外の悪化(12/08 10:31)
URL http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000040207.html
引用:
(経済部・村田卓記者報告)
8日午前8時50分のことでした。改定値が発表された時、記者から思わず、どよめきの声が上がりました。エコノミストの多くが速報値よりも改善されるとの見方を発表していたばかりでなく、財務省も「改善する」と自信を示していたからです。下方修正した最大の原因の一つは、改善していると思われていた企業の設備投資がマイナス0.4%と、速報値よりも0.2ポイント悪化したことです。
:引用終了
☆7~9月期の実質GDP改定値、年率1.9%減に下方修正 速報は1.6%減
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04HFU_U4A201C1000000/
引用:
内閣府が8日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.5%減、年率換算では1.9%減だった。11月17日公表の速報値(前期比0.4%減、年率1.6%減)から下方修正した。
QUICKが5日時点でまとめた民間予測の中央値は前期比0.1%減、年率0.5%減と上方修正が見込まれていた。
生活実感に近い名目GDPは前期比0.9%減(速報値は0.8%減)、年率では3.5%減(3.0%減)だった。
実質GDPを需要項目別にみると、個人消費は0.4%増(0.4%増)、住宅投資は6.8%減(6.7%減)、設備投資は0.4%減(0.2%減)、公共投資は1.4%増(2.2%増)。民間在庫の寄与度はマイナス0.6ポイント(マイナス0.6ポイント)だった。
:引用終了
☆7-9月期実質GDPは年率1.9%減に下方修正-予想下回る
URL http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NG34DB6K50YZ01.html
引用:
12月8日(ブルームバーグ):7-9月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で、前期比年率1.9%減と、速報値(1.6%減)から下方修正された。市場予想も下回った。設備投資と公共投資が下方修正されたことが全体を押し下げた。
内閣府が8日発表した同期のGDP改定値は、前期比0.5%減と速報値(0.4%減)から下方修正。ブルームバーグ・ニュースによる事前調査の予想中央値では前期比0.1%減、年率0.5%減が見込まれていた。
:引用終了
☆GDP速報値きょう発表 小幅な回復か