東京でブロガーの懇親会があった前日から東京へ入ってて。
その日は、ブログ開設10周年記念の第5弾の打ち合わせをして、その方たちと一緒に夕飯を食べに町へ繰り出し・・・。
超好みな内装、サイズ感な素敵空間で、目にも美しい食事が運ばれてきて
「あ~おいしい~」
って思いながらいただいてたら
・・・・。
あら?気のせいかな
うん、気のせい、気のせい
あ、やっぱ気のせいじゃない気がする・・・
そう、両手の親指がしびれ始めたのよ。
「あ・・・これ、2年前にやったヤツと同じパターンかも」
そう思ったが最後
脳が「過換気を起こす前兆だ」と認識してしまい
認識することで過換気を呼び込むという負のスパイラルへ突入。
胃が食べ物の受付を急遽終了
入れたら倍の勢いで戻すぞの大デモ行進!!
ピューク!!ピューク!!
※ピュークの意味:
くそぉぉ、こんなおいしそうな物たちを目の前に
なんで拒否すんね~ん!!!
拒否すんなら、家で「今日はもうお茶漬けでえっか」みたいな日にせ~よ~
己の感情と脳の司令塔が対立
いや、本来どっちも「己」なのに、なぜ分裂するよ
でも知ってる
ファースト過換気から4年。
対処法は心得てるつもり。
こういう時は、慌てず吐く息に集中。
ス~ハ~~~~~~~と関根さんの千葉真一の最中のように、ハ~を長く、しっかりと。
過換気のベースは不安などのストレスで
息を何回も激しく吸ったり吐いたりする状態になることで生じるって言われてるもので。
一度なってしまうと、今度は、ほんの小さな兆候で、また過換気になるかもという
もはやそっちが「不安要素」になり、起きちゃう。
これまでも過換気を呼んじゃうかもって思ったことは何度かあった。でも、外出先で、ここまで顕著な、もしかして、引き戻せないかもしれないと不安になるレベルのものは出てなかった。
特にこの1年は、コントロール出来ていて
漢方の出番もほぼなく、いい調子、もう大丈夫、そう思ってたのに、コイツ
まだいやがったか~
とマスクの上から手で覆ってスーハースーハー
いや、それにしても・・・
呼吸が乱れてるなんて自覚まったくなかったよ、ちきしょう、と巧妙な手口で忍び寄ってきた過換気攻撃部隊にしてやられた感でいっぱい
「無理しないで」
「もう帰りな」
「帰る分の体力を残しておかないといけないから」
一緒に食事をしているみんが言ってくれる
「えっ、でも、でも」
せっかく、お店予約してくれて、今まさにおいしく楽しい宴が始まってるとこなのに
「途中でぶっ倒れたらダメでしょ?」
「気にしないで、私たちはこの後もここで勝手によろしくやってるから」
と後押しされ、帰るという選択肢を選ぶことに。
「今の時間、まず山手線は座れないよ」
と教えてくれて
「タクシーで帰った方がいい。」
とアドバイスもらい、店を出ることに
駅までの下り坂をゆっくりスーハーしながら
調子戻れば電車でとも思ったけど、しびれが取れるまでにはいかなかったから、タクシーに乗ることに。
流しのタクシーが来て乗り込み
「あ、潮見プリンスまで」
と伝えると
「あの、わたくし、新人のドライバーでございまして」
まじか…
「教えていただけますか?」
ときた
いやいや、こっちかて、ジモティちゃうのよ
「潮見プリンス」のアクセントでわかったでしょ~よ
てか
もうええねん、過換気出かかってるときに、こんな「引き」ええのよ。さっと目的地に連れて行ってくれる普通のタクシーにめぐり合わせてくれよ~
と思っていると
「あの、ナビに入れますので、少々お待ちください」
となり、ポチポチ打っているのが見える。
そしてドライバーが言う
「あの、シオミってのはどんな漢字なんでしょうか」
そこから~!?
大体ナビに打ち込んだら、候補出てはこねぇかい?
大丈夫か?
ホテル、着ける?
ワタシ:「あのさんずい偏に朝の『うしお』っていう漢字に『みる』です。」
と言いながら、こっちはこっちでマップに潮見プリンスと打ち込み、秒でルートを出す。
ワタシ:「レインボーブリッジ通って、有明んとこ通って、その先、そんなイメージです」
とほぼみなまで言う

ドライバー:「あぁ、そういう方向ですか~」
とナビにやっと打ち込むことができ、ルート選択
ドライバー:「高速は乗らない方でいいですか?」
ワタシ:「いえ、早く到着したいので、高速使ってください」
こうして、つぎの交差点で右折して、高速に乗るルートを選択し
ドライバー:「それでは、一番早く到着するルートで参ります!」
と元気いっぱい宣言されて出発。ぶ~ん
一応、自分の携帯のmapを表示した状態にして
ちょいちょい確認しようと
で、ものの1分ほどで最初の交差点にさしかかり右折を
す…しない!?
少し直進すると
「あっ」
というサウンドだけが聞こえてきた
気づくの、おせぇです
曲がらずに直進したせいで、ルート変更になって色が変わって初めて気づくドライバー。
え?新人って車自体のこと言ってる?
一抹の不安を抱えたまま、レインボーのきれいだ!ブリッジは通らずに時間かかる方のルートで行く羽目に。
親指のしびれは取り切れていなかったので、ドライバーさんに
「ちょっと過換気出てて、ここでスーハーってやりますけどお気になさらず」
とお伝えし、スーハースーハー
ドライバー:「呼吸でなおるんですか?」
ワタシ:「はい、血中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れて二酸化炭素がちょっと足りなくなってるのが原因なんです。ちょっと口回りを覆いながら、吐く方に意識して呼吸してれば治ってくるんで」
ドライバー:「そうですか、じゃぁ、話しかけない方がいいですかね?」
と言われて、そういえば、さっきの行先のやり取りの時、一瞬だけど過換気出かかってること忘れてたなぁ~と気づいて
ワタシ:「いえ、意識を過換気から散らすのも大事なので、お話お願いします!」
と答える。
ドライバーさん:「お忙しいんですか?休憩って大事ですよね」
と話が始まる。
ドライバーさん:「僕、もう63歳なんですけどね、最近、こいつは元気!!!って同級生のやつから電話かかってきて『ちょっと話すだけでいいから、電話付き合ってくれないか?』って言うんですよ。あぁ、こいつ、ちょっと今しんどいのかなぁ~って思って電話付き合うんですよね~」
と。
ドライバーさん:「頭を空っぽにする時間も大事なんでしょうね。みんなそれぞれ、ストレス抱えてたりしますからね。僕ね、月に2度くらいですけど、ヨガやってるんですよ、されてますか?」
と。
ワタシ:「ヨガは最近はやってないです」
ドライバー:「時間あれば、されてください、まぁ、私も頭空っぽになるとこまではいかないですし、あはは、最近ちょっとさぼってんですけどね」
やってへんのかいっ!!!
こうしてあと5分ほどで到着のタイミングで
ドライバーさん
「あの、ワタクシ、実はですね」
とカミングアウトな雰囲気で話し始める
ドライバー:「実は、手違いで高速に乗るルートでない道で来ておりまして」
かなり序盤から知ってるけどね
いや、手違いて

ワタシ:「あ~そんなの全然いいですよ~」
と、ドライバーさんとの会話でかなり気を散らすことができて、ホテル到着時には指のしびれもほぼなくなってる状態に。
一時はどうなるかと思ったけど、いい話ができて、降りるころには
「そういう意味での引きの強さだったのかもなぁ」
と思った一件。
そしてこの出来事が、翌日のブロガー懇親会で
ミラクルを引き起こすこことに。
その話、書けたら今宵
寝てもうたら、また明日
過換気ややパニックのお話3選。よかったら読んでってね~!
2年前の東京で引き起こした過換気のお話
最後は家族全員でパニックに陥った話、笑ってって~!!
