ムスコのガル男、アメリカに引っ越してすぐから、英語を習得する一番の方法はテレビであった。引っ越した当初は子供向けアニメ、そこから成長するにつれティーンのドラマへと見る内容を変えながら、いつも熱心にテレビを見ていた。
そんな中並行して、日本語のものも、とガル男が好んで見ていたのが、古参のボイラーちゃんたちはご存知の「ケロロ軍曹」。あの言葉遣いのクセが、しっかりガル男に植わるという危険な日本語学習でもあったのだが・・・
そういう部分で言うと、ガル男は言語をとことん音で取り入れる方が向いているらしい。
そして今、一番音で日本語を仕入れようとしているのが、それがどうしてそうなったのかわからぬのだが、少年ジャンプにも連載されている青春バレーボールストーリーのアニメ、ハイキュー。
卒ケロロ軍曹(涙)
やっと年相応のアニメにスライディングレシーブである。
そこからバレーボールにはまっている様子で、YouTubeでもバレーの試合を見ている模様。オカンに話してくる内容も、バレーボール一色。
ある日の晩、日本のバレー選手の話をしたかったガル男がこう話し始めたのである。
「ねぇ、マ~ム、バレーの選手のユウジ・ニシ~ダ~がさぁ」
待て待てまて~ぃ
ものすごオカシイとこあったで。
ユウジ・ニシ~ダ~ってなんやねん
とガル男に言うと、「へ?」と全く気づいていない様子。オカシイ。だって、名字が先、名前が後くらいのことは知ってて当然。今更どうした、とかたまるオカン。
ガル男がその選手のことを知ったのが、YouTubeのワールドカップバレーの英語解説の動画だった。そこで解説者が呼ぶ「ユウジ・ニシ~ダ~」が頭にこびりついていたのか、とオカンなりに分析をしていたその時だった。ガル男が
「いや、だって、学校で自分が友達をフルネームで呼ぶことないし、日本の順番でまだあんまり口に出して言ったことがないから、アメリカで使ってた順番の方が慣れている」と言ったのだ。
なるほど。
自分に置き換えてしっくりきた。いくら海外で名前を先に言うと分かっていても突然、ファーストネームは?って言われたら、「えっと、下の名前がファーストやから」と一瞬考える自分が長いこといて、なかなか真反対のスタイルに定着しなかった思い出が。
見た目にはだいぶ日本語に慣れてきて、うまいことやっていけてるように見えているが、いやいや、まだまだこうやって、急なオモシロをのせたクイック攻撃を隠し持っているのだ。
そしてその攻撃力は実に高い。
【おまけ】
ガル男が見ていたアメリカのアニメで登場したのはなんとお笑い怪獣たちBig3!!! 度肝抜かれちゃったお話は→コチラ
ケロロに侵略され、あわや編入試験不合格!!となりかけそうになったお話は→コチラ
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