ついに、とうとう、いや、ようやく、これから我らが5年ほど住むであろう家に入る日がやって来た。

長かった、帰国してからちょうど2週間。アメリカの居住者でもなければ、日本の居住者でもないという、人生における空白の2週間を過ごし、やっと我々に住所が出来たのだ。

ムスコのガル男とオカン2人は、家の鍵をいただきに不動産屋へと向かった。

いくつかの書類にサインをし、鍵をいただき、不動産屋の車で新居へ向かう。車内で20代後半とおぼしき不動産屋さんが言う。「電気、ガスの申し込みはもうされてますか?」と。

ナンデスカソレ?

「電気は大元がカットされてなければ付きますが、ガスは必ず電話して立会いの元、開栓が行われます」と来た。

入居ってそんな感じでしたっけ....

なんとも浮世離れ星人的感想が湧き出てくる。


アメリカは、大元が切られるなんてことはなく、行った日から水も電気もガスも通っているのだ。いついつからこの名前で使用し始めました、と電話かネットで手続きをすればOK。つまり開栓作業と言うよりは、支払い者情報登録という作業になるのだ。


なので、入居前にそんな手配をしないといけないなんて頭の中に、からっきし残っていなかったのだ。

え?丸腰できたんですか
という顔の不動産屋さん

立ち尽くす丸腰すっぽんぽんの親子。エヘヘ、どないしましょ...

すぐに関西電力へ電話。しかし、ここでまた一つ大きな問題が。ワタクシの携帯、アメリカの物。0800や0120で始まる番号は繋がらないのだ。なのにホームページを探せど、フリーダイヤル以外の番号の記載がない...。そりゃそうか、タダでかけれる番号があって、誰がわざわざ有料選ぶよ...

見兼ねた不動産屋さん、「コレお使いください」と会社の携帯を渡してくれたのだ。ありがたく拝借し、関電で電気&ガスパックを申し込む。幸いオーナーさんが電気の元を切っていなかったので、その日から使用開始となり、ガスは翌日の午前中に立会いという運びとなったのである。

それにしても、電気の申し込みってこんなだったかなぁ、と記憶を辿っていくと、そういえば、ハガキに針金が付いたものが玄関に縛り付けられて、そこに記入して使用開始を伝えていたようなことを思い出したのである。なもんで、思わず「入居する日に、ワイヤーでくくられたハガキに必要事項書いて郵送ってパターンはもうなくなったんですかね?」と聞くと

この人なんのハナシしてはんの?

という顔になっていく20代の不動産屋さん。その顔を見て、ハッと我に帰る。
それ25年前のハナシやん

自分の学生時代の一人暮らしの時のハナシを、その当時まだ生まれてないか、乳母車に乗ってたくらいの子に、投げかけていたのである。

しかし、律儀な不動産屋さん。ワイヤー スペース ハガキ で脳内検索した結果を一生懸命話してくれている。本人も「この事ではないよな」とわかっている風なのだが、必死に繋いでくれている....


ごめん、ごめんな。
さっきのくだり、全部忘れてくれてエエから。





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