いよいよオーディション当日。

 

会場のウォームアップルームに通されたガル男。さっそく、リードを水につけ、気がかりなところだけをチェックし始める。

緊張しすぎてなのだろう。いつも出るところの音が出ない。

 

そうこうすると、高校生の男の子が入ってきた。

 

この日のオーディションは3つのオーディションが同時に行われていたのである。

1.弦楽器だけの小・中学生グループ

2.中学生から高校1.2年生中心のオーケストラ

3.ほぼ高校生のオーケストラ

 

よってガル男は2番のオーケストラを受けに、その高校生は3番を受けに来ていたのである。

 

ガル男のオーディションの順番は2番目。もう少し時間があるかなぁ、と思っていたところに、案内係の女性が入って来て、こう言った。

 

「今、1人目の方の時間になったんだけど、来てないのよね。だから、2番の方、早まるから準備しといてね」

と。

 

数分経ち、ガル男がオーディションの部屋へ行くことになった。立ち上がり、楽器と楽譜を持ち、ガッチガチで部屋を出ようとしたその時、あの高校生男子がGood luck!とガル男に声をかけてくれたのだ。

 

なんだ、この優しさの塊は。「ワタシとの甘酸っぱい青春を一緒にいかがですか」と、あと三十若ければ、言うてたな。

 

 

冷静に歳の差を考え、妄想をやめ、ガル男の成功を祈ることに集中したのであった。

 

 

 

オーディション部屋に入ってガル男が見たものは!?続きは明日のブログで^^

 

アップなっておくれやす。