アメリカで生活すると、あの言葉は英語でなんというのか、という場面に遭遇することが多く、文明の力、アイフォン先生を開き調べるのだが、この言葉だけは、しっくりくるモンに出くわさない。
「お疲れ様です」
このひと言で相手をねぎらい、功績をたたえ、ゆっくり休んでね、までの全てを網羅する。
日本に住んだことのあるアメリカ人の友人は、この言葉が一番好きな言葉だという。しかし同時に言う。この全く同じニュアンスの英語はナイと。
英語で「お疲れ様」と言う時は、成果をたたえての意味なのか、労いでの意味なのか、それともただの挨拶なのか、と見極めてからそれに合う英語を放り込む。それを日本語に訳し直すときに「お疲れ様」という意訳になるから、ピッタリくるひと言などなく、シチュエーション毎に言葉が違ってくることになる。
息子の吹奏楽のコンサートの後なんか、先生のところへ行き、成果をたたえるお疲れ様カテゴリーのIt was awesome!!と言い、その後に労いたいから、練習大変やったでしょ?と分解して伝えているのだ。
なんや、この二段階右折的面倒なステップは・・・
ところがだ。先日、出くわしてしまったのである。こんな状況で言う「お疲れ様」ワードに。
ネバダ州代表のコンサートを終え、子供たちと付き添いの親、マエストロとバックステージはごった返していたのだが、そこで、マエストロに向かって、大人たちがこう言っていたのだ。
Congratulations!!!
このコンサートが成功したという状況は、もちろん「おめでとう」なのだが、「良かった、すごかった、お疲れさんやで」的ニュアンスを若干なりとも含めているではないか、と思わせた理由は、みなこの言葉をかけながら、マエストロの肩を叩き、少しなでなでしていったからなのである。
あれは労いなでなで
使えるな、「お疲れcongratulations」
このワードを仕入れた後、この音楽団体を仕切るムスコのサックスの先生に出くわた。そう速攻congratulations!と声をかけたのである。
しかも得意げに。
さっき知ったくせに~ 笑