悪天候の為予定から遅れること2週間。やっと子供達が楽しみにしていたTPの日がやってきた。
フットボールプレイヤー、チアリーダー達の年1のお楽しみイベントだ。
TPとはトイレットペーパーのことであるが、「TPをする」と動詞になると、どういうことかと言うと
これ我が家。
選手たちの持ち前の素晴らしい肩で、トイレットペーパーを、高く投げ上げる。それは80年代のアイドル達を応援するファンが紙テープを投げるように飛ばすのだ。
木の高い所の枝にひっかけて垂れてきたトイレットペーパーをキャッチし、今度はそれをフットボールのランプレーのように走ってあちこちに巻きつけるのだ。
チアリーダー達には、人を人の上に乗せると言うスタンツという技があるので、女子といえども高い位置へトイレットペーパーを投げることができる。
広い庭をそして高い木を持ってしまっている家は、
息子のチームには、超お金持ちの息子がいる。二手に分かれてみんなの家をTPした後、その豪邸に全員が集まるという計画であった。到着した息子が言う。
コレ、城やん
トイレットペーパーを存分に放り投げている時、白と黒の服を着た人たちが10数名家から出てきた。
まさかの使用人!!!
そこへその家のお父さんが仕事から帰ってきた。使用人がドアを開ける。お父様下りられる。
あー!!
このお父ちゃん、この間私とフィールドで、気軽に寿司トークをしたお父ちゃんやないか!!
わたしは、知らず知らずのうちに、億万長者と話をしていたのだ。
これ、アメリカ駐妻生活における、素晴らしい思い出となるだろう。
そして息子の友人が、その豪邸の前でトイレットペーパーを持ちながらこう言った。
ジェラス…。
素直でエエ子や。
ポチっと、おおきに。

