息子の学校では、5年生からスクールバンド(吹奏楽)が始まる。

希望者は楽器の音色などを聞き、第二志望まで楽器を決め、instrument fitting(楽器合わせ)の日に、先生の前で実際に吹いてみることで、その適性を判断され楽器が決まる。
うちの息子は、第一希望のオーボエに決まった。

昨日はバンドの正式申し込みの日であり、また楽器のレンタル契約を結ぶ日でもあった。

月々3,000円ほどを払うことにより楽器をレンタルでき、最終的にその楽器を買い取りたい場合には、レンタルで払っていた分も全体額から差し引いて残りの値段を支払うことで買い取れると言う画期的なシステム。

楽器店のおばちゃんと支払いの手続きを進めたのだが、このおばちゃんが我が人生の中でマックスに速い喋りのおばちゃんであった。

ファーストフードや携帯ショップのお姉ちゃんたちが、毎日同じ文言を言わされていて、いつの間にか、抑揚のない速い喋りになる、そんな喋り方であった。

思考回路完全ストップ。慌てた私は両手を前に突出して思わず
「アカン、もうちょっとゆっくり喋ってんか」
とリクエスト。

パニックの私。

了解、と言ったおばちゃんだったが、突然フレンチホーンのレンタルの説明が始まった。

うちの子、オーボエですねんけど…

あら、やだ。
前の人の書類見てたわ~。

と慌てるおばちゃん。
パニック、うつしてもうた。

高速英語に免疫のない私。
英語にあたふたするお客さんに免疫のないおばちゃん。

横見ると、ゆっくり説明するおじいちゃん店員。
アンタが良かった~

このおばちゃん、ほんの少しゆっくり説明したかと思うとあっという間に元のスピードに戻ってしまう。 
またか~。
堪忍してくれ~。

こんな事を繰り返し、オバハン2人、向き合って暑い暑いと言い合いながら、契約はなんとか終了した。

あ~、老けた。





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