息子のフットボールの練習が8時に終わるので迎えに行こうと車を出した。

 
バックし車の中からガレージを閉めようとボタンを押した。
 
ウィーンと音を立ててガレージのドアが下がり始めカーブを通り過ぎたその時、ガガガ~と不吉な予感しかしない変な音が鳴って、ドアがそこで停止してしまった。
 
レールにはまっているはずのローラー部分がレールから外れ
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ワイヤーがぐい~んと引っ張られて、はい故障ですわ~。
 
間違いなく昨日の車をぶつけた衝撃が原因だ(その話はコチラ
 
ぶつけてから金曜の夜まで何度となくガレージを上げ下げしていたにもかかわらず、なぜ金曜の夜になって故障する....。
 
旦那に早めに帰ってきてもらうか、と携帯出して思い出した。
せや、今日、会食やん。電話できんがな...。
 
旦那いない。金曜の夜。ここに最悪の条件揃う。途方に暮れつつも息子を迎えに行った。
 
フィールドにつき、横にいたお母ちゃんに聞いてみた。「車、がすーんぶつけてガレージアカンようになってもたんやけど、自力で直せるかなぁ」と。
 
すると彼女が、
「ヘッドコーチのロブは、マシンに強いから聞いてみるといい」と教えてくれたのだ。
 
練習が終わりコーチのところに駆け寄り、状況を説明した。すると
「直しきれるかどうかわからないが、とりあえず見に行ってあげるよ」と言うではないか。
 
彼が到着し、持ってる工具を見せてと言われたので一応出したのだが、ロブ固まる。それは、日本のコンビニで買ったレインボーな色合いのかわいらしいドライバーのミニセット。
 
ロブ半笑い
これでは直せないからと家に一度戻って自分の工具を持っくると帰って行ったロブ。
 
彼が家に戻り工具を持ってくる間に、ありえない位の雷と横殴りの雨が降り始めた 。
 
神よ、私は前世で一体何をした。
すでに旦那いない、金曜の夜、と最悪の条件を課せられているのに、さらにそこになぜサンダーストームを上乗せする。ロブ、もう戻ってけ~へんのんちゃうのか・・・
 
ともっていたら
20分ほどしてロブが戻ってきたのだ。
 
大工の棟梁かと思うほど、両脇に工具セットを抱え、見たことない工具がわんさか出てきて修理開始。
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手元を照らすメッチャ明るいライトも持参。素晴らし過ぎる。
 
片隅に追いやられた我が家の工具が実に貧相に見える。いや貧相なのだ。
 
約10分後、これでどうだ、と手動で動かし一旦閉めた。いけると確信したロブ
「さあ、リモコンのボタンを押して試しに開けてみようやないか」とロ言う。
 
祈る私。
娘がボタンを押そうとしたその時、
「押したら全部ドッサーンと落ちたりして」というロブ。固まる娘と私。
 
「冗談やん」
 
と言われたが、
この状況で笑えるか~い
 
と思いつつ、どんな状況でも「笑い」をアメリカ人から教わるという。
 
娘が、恐る恐るボタンを押すと、見事に上がっていく。
そして最後までローラーが収まった。
 
歓喜。拍手喝采。
もう、お前の腕、笑いのセンス

 

惚れてまうやろ~!!
 
ありがとう、コーチ。
息子のフットボールに我が家のガレージ修理まで。
 
ほやけど今思えば、ありえへん惨事を聞いてもらいたくて、フィールドでチームメイトのおかんにグチってみてよかった。
 
人の温かさに触れた金曜の夜でした。

アップアメリカ生活、工具はある程度揃えたほうがエエのかもしれん。買いに行きます。ポチっと、おおきに。