いよいよ始まった今年のフットボールシーズン。
今年はグリーンチーム。
ブルーチームから始まって3年目の子たちである。そのお母さん達の中に、1人とても苦手な人がいる。
その日の機嫌をそのままそっくり表に出してしまう人なのだ。機嫌が良い時はいい。絶対話しかけんなよ的なオーラを満々に出し1人で佇むこともある。それを知らず話しかけた初年度、私はアゴだけで会話を返されたことがあるのだ。
へこんだ。
アメリカへ来て半年の出来事である。
そら凹むわ。
練習初日。その日はヘルメットを装着しマウスピースをはめての練習であった。
フットボールのヘルメットとは、サイドからチンストラップで固定する。
そのオカンの息子は、そのチンストラップを忘れてきてしまった。
「ママー、ストラップ忘れたから取ってきてよ~、あとマウスピース、今から買ってきてよ新しいのを」
とその 息子がお願いした。
「NO!! 忘れたあなたが悪い。マウスピースは今から買いに行くつもりもない。明日も仕事で買いに行かれへん‼︎去年のがどっかにあるでしょ」と大声で言い放ったのだ。
「去年のなんか、見つけられへんよ」
と小さい声で返す息子。
夏なのに凍りつくフィールド。
今年3年目のプレイヤーたち。メットとストラップがワンセットであるという事は知っていて当然。これは確かに息子のせいかもしれない。しかし新しいマウスピースを買ってやっていないのは、明らかに親のミスである。
『去年の』って、こんな育ち盛りの男子。アゴのサイズ同じなわけないやん...
今日の用意の内容、ヘッドコーチからもチームママからも数日前にメール来てたやん。読んだか?
その息子は、1人ヘルメットをかぶる事なく初日の練習をすることとなった。
なんや切ないなぁと思いオカンを見ると、
携帯いじり中。
息子のプレー見ずに遊び中。
ほな、今、買いに行ったれよ。
ストラップ、取りに帰ったれよ‼︎
やっぱり今年も苦手やわ。
ポチっと、おおきに。
