安全にかつもっとクリアに胆嚢の状態を見るためにMRIをすることになった。
台の上に寝っ転がり、足から筒状の装置にふわーっと吸い込まれ、
おでこから上だけ筒から出た状態。両手は万歳でややめでたい格好をさせられる。
撮影時には息を止めると聞いた。
MRI開始。
磁気音が大きいため、防音のためヘッドフォンをしている。
そのヘッドフォンからは指示も入る。
「それでは、息を吸って」と言われた。
そして止めると思っていた。
「はい、吐いてー」とくる。吐いている途中に
「はい、とめて!」と来た。
えーっっ、今!?
息、だいぶ出てもうた―!!
約8秒、かろうじて残っている息とともに耐える。
続いて、指示が入る。
「次は15秒行きますよー」
さっきと同じ条件で、15秒てか・・。
「次は20秒です」
げ、限界・・・。
「大丈夫、80歳のおばあちゃんたちも難なくやれてるから」、と激が飛ぶ。
それは逆に80やから出来るんとちゃうか、と失礼なことを筒の中で思う。
細い筒の中で、人間が不快と思うベスト5のような音ばっかり聞かされる劣悪環境の中、息止め選手権をさせられる不条理感。
手術すんのも、大変やと思い知るのであった。