祭りだ。
私たちが住む町で年に1回開催されるフェス。場所は息子が通っていた小学校横の広大な運動場兼公園。
イベントの中心は子供が楽しめる遊園地で、数日前から遊園地のセットが組み立てられていく。バイキングにフリーフォールと意外に本格的な乗り物が多く、正直驚いた。
その中に、動きこそ地味だが、どうしても挑戦できない乗り物がある。観覧車だ。というのも、以前住んでいた東南アジアの微笑みの国で、微笑んでられへんスピードでグォングォン回る観覧車を見たからだ。
おっちゃんが操作する、この簡素な造りのスイッチにすべてをゆだねる勇気がない。
ところが、息子が乗りたいと言い出した。微笑みの国の観覧車に比べると、ややゆっくりなスピード。よかろう、試してみようやないか。と、そこに友達家族がやってきた。そこのお父ちゃんが乗ると言ってくれている。ありがたい申し出。即、受け入れた。
こういう移動型遊園地の場合、通常の遊園地よりも1回の乗車時間が長い。キャーキャー言ったり、親に手を振ったりとするのも最初だけ。あんなに楽しみにしていた子供たちも途中から、飽きるのか疲れるのか、無表情となる。
遊園地で、え~、もう終わりかいな~、くらいの感情が湧く絶妙な長さで終わるのが丁度いいというのを知った。
小腹がすいたから何か食べようとフードスタンドへ行く。 ホットドッグ、バーガー、ナチョス、タコス、フレンチフライ.....。ちゃうねん、たこ焼き食べたいねん。胃袋はどうしてもニッポン仕様。子供たち、嬉しそうにホットドッグ食べとる。帰国子女の旦那も、嬉しそうに揚げたピクルス頬張っておる。子どもたちのソウルフードは、この辺の類のものになってしまうのか。
今日の夕飯は、日本から持ってきたあご出汁を使った、胃にやさしい雑炊に決めた。
