私が守りたかったのは…
リトリートアドバイザーAkkoです不安や恐怖の正体愛犬ソラの介護をしている今、23年前、息子を育てていた頃の感覚が蘇ってきた。そんなことを昨日書いたあと、感じたこと。身体が固くなって、いつも緊張している。全方位に注意を払い、何か起きないかと警戒している。あの頃の私は、いったい何をそんなに怖がっていたんだろう。そんなことを考えていたら、ふと、ひとつの思いが浮かんできた。「私は、この子を残して具合が悪くなるわけにはいかない」私が具合が悪くなって倒れてしまったら、この子の命が守れない。私は、そんなふうに思っていたんだ。息子が生まれてから、私はずっと「この子を守らなければならない」と強く思っていた。それは母親として当たり前のことだと思っていたし、自分がそんなにも強い恐れを抱えていることに、当時は気づいていなかった。息子が5歳のとき、私は胆嚢炎になり、胆石発作で外出先で倒れ、救急車で運ばれた。そのまま入院して手術を受け、1週間ほど家を空けることになった。本当は、あと数日入院していたかった。病院からは、もう少し入院していてもいいし、退院してもいいと言われていた。でも私は、自分に「どうしたい?」と聞かなかった。息子に「帰ってきてほしい?」と聞いた。そして、息子の言葉を優先して、退院を早めて家に帰った。実家の母が手伝いに来てくれていたから、私がもう少し入院していても大丈夫だった。それでも、私は自分の身体より、息子の望みを優先した。それが正しかったのか、間違っていたのかはわからない。ただ、私はそうやって子育てを続けてきた。その後、いろいろなことがあって、私は慢性疲労症候群になった。朝起きることができず、昼頃まで身体が動かない日々。あれほど「私が元気でいなければ」と思っていたのに、実際に私は動けなくなってしまった。でも、私が動けなくなったら、夫が朝ごはんを作り、息子を学校へ送り出してくれるようになった。私ができなくなったことを、夫がしてくれた。家族の暮らしは、ちゃんと続いていった。今になって思う。私はいつも元気でいなければならない。私が倒れてはいけない。私がこの子を守らなければならない。そう思えば思うほど、自分を追い詰めていたのかもしれない。もしかしたら、それが悪循環になっていたのかもしれない。具合が悪い日もある。元気に動けない日もある。子どもの面倒を見られない日もある。ご飯を作れない日もある。そんなの当たり前だよね。誰かに助けてもらえばいい。そう思えていたら、何かが違っていたのかもしれない。でも、あの頃の私には、それができなかった。そして、もうひとつ思い出したことがある。息子が中学生になった頃のこと。ある日、息子が自分で料理を作って食べていた。チャーハンだったか何だったか?もう忘れてしまったけれど。とにかく自分のご飯を自分で用意した、その姿を見たとき、「ああ、この子はもう大丈夫だ」と思った。そして、涙が出た。「私が必死になって守り続けなくても、この子には自分で生きていく力がある」そう感じたんだと思う。私はずっと、息子の命を自分ひとりで背負っているような気持ちでいた。でも、目の前で自分のご飯を作って食べている息子を見て、初めてその肩の荷が少し下りたのかもしれない。あのときの涙は、安心した涙だったのかな。そして今、ソラの介護をしている。あの頃とよく似た、身体の緊張や不安が蘇ってきた。ソラの様子が気になって、眠りが浅くなる。食事や睡眠の記録をつけ、少しの変化も見逃さないようにしている。気づけば、また「私が守らなければ」という気持ちでいっぱいになっていた。でも、今度はあの頃と同じように、自分を追い詰めたくない。私はいつも元気じゃなくてもいい。動けない日があってもいい。何もかも完璧にやらなくてもいい。必要最低限、自分の面倒を見て、ソラの面倒を見てあげられれば、それで大丈夫。あの頃の私には言ってあげられなかった言葉を、今、自分にかけている。「どんな私でもいい」頑張れる日もあれば、頑張れない日もある。今日はここまでにしよう。今日は誰かに頼ろう。今日は少し休もう。そんなふうに、自分で選べればいい。「こうしなければならない」「そうじゃなきゃダメ」そんな決まりを、自分に課さなくてもいい。愛することと、必死で守り続けることは、同じじゃない。息子を愛していたことも、ソラを愛していることも、変わらない。ただ、その愛のために、自分の身体や心を犠牲にし続けなくてもいいんだと思う。23年前の私が、どれほど怖くて、どれほど必死だったのか。今になって、ようやくわかってきた。あの頃の私に、無理をさせてしまったね。怖かったね。よく頑張ったね。そう言って、あの頃の自分を認めて、いたわって、許してあげたい。そして、今の私にも伝えたい。私が全部を背負わなくてもいい。いつも元気でいなくてもいい。どんな私でもいい。私は、今日の自分にできることを、自分で選べばいい。そうやって自分に言ってあげることで、長い間固くなっていた身体が、少しずつほどけていくような気がしている。自己紹介ブログとご提供中のサービスはこちらからご覧ください2023年電子書籍出版!!Amazon 7部門でベストセラー獲得!My Retreat®︎: 身体を緩め、心を緩める極上のself careAmazon(アマゾン)リトリート専門旅行会社た.び.の相談窓口提供中のサービスやサポート事例・お客様の声は「公式ホームページ」日々の活動は「Instagram」個別相談は「公式LINE」