【通知表のすばらしい所見欄を見て、シラケるか、喜ぶか】
なんだか急に寒くなりましたね。
思わず湯たんぽを引っ張り出してきちゃいました。
こんにちは、高橋世志子です。
ここ、つくば市は、2学期制。
10月6日に、一学期が終わりました。
そして、通知表を持って帰ってきましたよ~。
通知表の一番下に、「総合所見」という欄があり、先生からのコメントが書いてあります。
それを中2の長女と一緒に読んでいたのですが、
長女がボソッと言いました。
「雑なコメントだわ~」
それを聞いて、
「どんなところが雑だって感じたの?」
と聞くと、
「たぶん、定型文とかを組み合わせてるんじゃないかなって思う。だって、去年のと全然違うもん」
と。
では、今年のと、去年のを見比べて見ましょう。
【今年】
自分の考えをしっかり持っており、周りに流されることなく、行動し足り発言したりすることができました。
規律のある行動を心がけて生活することができます。
また、礼儀正しく目上の人に対する丁寧な態度は大変素晴らしいです。
生徒会本部役員として、行事の計画や運営に大きく貢献することができました。
英語係では、予定を学級に忘れることなく伝えることができました。
学習面では、自分の中に目標を持ち、ひたむきに努力することができました。
グループ学習では、積極的に発言することで、みんなの学びが深まりました。
【去年】
友達が多く、いつも会話の中心人物になることが多かったように思います。
学級では、話し合い活動において積極的に発表し、円滑に進める手助けをしました。
生徒会本部役員として、毎朝欠かさず挨拶運動に参加し、元気よく挨拶をしました。
よりよい学校にするために、学校のことを考え、変えようとする姿はとてもたくましく思います。
学習面では、どの教科も高い集中力で授業に取り組みました。
授業ノートを分かりやすく、きれいにまとめることができます。
自分の課題を分析し、克服する努力ができているので、その姿勢を続けて欲しいと思います。
みなさん、読んでみてどう感じましたか?
まあ、もったいないくらいに、すばらしく耳触りのいい言葉がならんでいるのですが・・・(笑)
実は私も、今回の所見、長女と同じような「しら~」とした気持ちになったんですよね。
「お世辞?」
みたいな感覚になっちゃう・・・。
かたや、去年の所見は、私の中でも、やっぱり好感度高いんですよね~。
でね、長女に、去年のどこが雑じゃない感じなのかも聞いてみました。
・毎朝欠かさず挨拶運動に参加し・・・
・授業ノートを分かりやすく、きれいにまとめることができます
この部分だそうです。
これね、子どものこころのコーチング講座(初級)でお伝えしている「ほめる」と「承認」の違いだ!!
って、ちょっと興奮しちゃった!
今年のはね、とにかくほめてはくれてます。
でも、一般論的な、他の生徒にも使える言葉が並んでいるだけ、
って感じがしちゃうんですよね。
去年のはね、ほめてもくれてますが、「承認」が入っているんだなって思うんです。
先生が、ちゃ~んと子どもを見ていないと書けないことが書いてあるんです。
毎日、あいさつ運動に参加していた事。
ノートが丁寧にまとめられていた事。
これは、他の生徒に安易に流用できない言葉ですよね。
そしてね、「毎日」とか「ノートのまとめかた」とか、
子ども本人が頑張っていたことを、認めてくれているんですよね。
それが、長女にとっては嬉しかったんでしょう。
講座の中でも、「ほめる」は雑なコミュニケーション」なんて言ったりもします。
それは、良く見ていなくても、できる声掛けだから。
「すごいねー」
「上手だねー」
「天才~」
なんてね。
言えば、相手も喜ぶだろうな、みたいな(笑)
でも、
・相手の具体的な行動
・がんばっている所
・以前との違い
などを、相手に伝える「承認」は、ちゃんと相手を見ていないとできないのです。
だから、承認されると、
「あー、先生はちゃんと私を見ていてくれたんだな!」
って、こころよく受け取れるわけです。
あ、ただね、「ほめる」にもいいところがいっぱいあるので、
ほめちゃいけないってことではありませんよ~。
ただ、気難しくなる思春期くらいになると、
「雑だな」がというように伝わっちゃったりするので、要注意。
そんな時期のお子さんには、「承認」がとってもおススメです。
この「ほめる」と「承認」の違いや、承認の使い方は、
でお伝えしています。
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