皆様お聞きになりましたか、

HPVワクチン、いわゆる

子宮頸がんワクチンの

接種が進んだことによって

英国では2020年からの5年間、

20-24歳の女性の

子宮頸がん死亡者数は

ゼロになったんですって!

 

(BBCの和文記事はこちら)

 

死者ゼロとは

死者ゼロということですよ!

 

思わず小泉進次郎構文を

使いたくなるほどの

快挙ではないですか、これは?

 

だってゼロということは

ゼロということですよ?

 

(以下小泉構文禁止)

 

イングランドでは2008年に

学齢期女子に対する

ワクチン接種が

始まったんですけど、

このワクチン接種が

なされなかった場合、

死者数は23名と

予測されていたらしいです。

 

え?

 

5年で23名って少なくないですか、

1年で4名とちょっとでしょ?と

考えてしまったそこのアナタ、

この23名という数字の後ろには

『命こそ失わなかったけど

本当に大変な思いをした』

多くの人々の存在があるのです。

 

BBCの記事の中で

ガン疫学を専門とする学術者が

「この数値は氷山の一角」として

これからどんどん子宮頸がんによる

死者数は減っていくであろうことを

指摘しているのですが

『氷山の一角』という言い回しが

ここまでポジティブな意味で

使われているのを見たのは

これが初めてな気さえします!

 

 

さてこんなHPVワクチンの

接種率が日本では低い。

 

私も覚えています、

2011年に公費負担による

ワクチン接種促進事業が

始まったものの

副作用と被害を訴える声が強まり

接種の差し控えが起き

2013年には接種の

積極的推奨が中止された。

この積極的推奨が

再開されたのが2021年。

 

途中WHO(正確にはWHOが

委員を選出した専門委員会)に

名指しで「日本は何をしている」と

非難されたのが2015年。

 

この話でマスコミや政府を

批判するのは容易い、

でも私が不思議なのは

何故世界の中でも

よりによってわが日本で

こんな流れができたのか、です。

 

我々日本人はもしかすると

他国の人よりも医療における

不可逆的な新技術に対する

不信感が強いのかしら・・・?

 

コロナワクチンの時にも

ありましたよね、

「副反応や副作用に関する

長期的なエビデンスがない」

という反発が。

 

でもそういう声は

日本国外でもありましたし、

HPVワクチンに関しても

「実は危ないのでは」的な

立場をとる人は今も

英国にもいるみたいですし

・・・というわけで

こんな素晴らしい結果を

出しながら最近の英国では

HPVワクチンの接種率が

下がってきているそうでございます。

 

一部地域での接種率が低いらしく、

行政や医療機関への

不信感なども背景にあるらしく。

 

この『医療・行政への不信感』は

日本の場合も強いですよね。

 

「日本に入って来る

HPVワクチンは

米国では使えない不良品」

みたいな言説が当時一部で

流布していたことも

私は無駄なところの

記憶力がいいので覚えていますが、

これなんかはその前の世代の

薬害エイズ問題を受けての

発想だったのではないでしょうか。

 

ただHPVワクチンを接種した後に

『重大な有害事象』を

抱えてしまった

若い女性たちのことを

「そんなことは起き得ない」と

切り捨てるのは絶対に

間違っているじゃないですか。

 

HPVワクチン接種が今後

速やかに進むのと同時に

健康被害を訴える人々に

正しい治療の道が

同じく速やかに示されて欲しい。

 

HPVワクチンは

中咽頭・肛門・陰茎ガンへの

抑制効果も明らかになっていて

現在男性への接種も

進んでいるそうでございます。

 

 

正直ワクチン名が

『子宮頸がん

ワクチン』だった時は

「男である自分には

関係のない話ですし」みたいな

考え方をする殿方も

いらっしゃったと思うんですよ

 

陰茎がん(外科治療として

全切除もあり)にも

関わるそうですよ!

 

しかし死者数ゼロは

すごいですよね

 

だってゼロというのは

(禁止事項)

 

医療の発展に

感銘を受けながらの

1クリックを


ヨーロッパランキング