2月14日
バレンタインデーは
英国ではすでに
関係が定まったふたりにとって
大事な日とされています。
未婚既婚関係なく、
いや、むしろ既婚者にとって
割と大事な行事の日というか、
今時そういうのは
性差別かもしれませんけど
定型として存在するのが
『女性のために食事を作って
(あるいは買って)バラの
花などをプレゼントする』
男性、みたいな図。
そんな今年のバレンタイン、
私は大事な夜を夫に
放っておかれました。
わが夫(英国人)は
時々仕事がらみの
勉強会みたいなものに
出席しておりまして。
たとえば夫の職業が
ヒヨコ性別鑑定士だとしたら
『レーザーを使用した
孵化前性別鑑定技術の
最新動向』ですとか
『最新ヒヤリハット
報告・改善提案会』ですとか
そういう議題を掲げて
月に1度同好の士が集まって
皆で情報を共有し、
会議の後は軽く
ビールで乾杯、みたいな。
お酒を飲んだら夫は
運転が出来ないので
集会のある日は駅まで私が夫を
迎えに行かないといけないのが
多少面倒くさくはあるんですけど
まあ月に1回の話ですしね、と
ここまで納得してきたものの。
今月の集会日が2月14日
バレンタインデーの夜というのは
主催者も何を考えているのか。
まあそれはこの会合の
日程が発表された時に
受け入れ済みだったのですが
夫はその後何か
思うところがあったのか
先月(1月)の会合の前に
「来月の集会、2月の
14日のことですけど」
「私は問題ないよ、
出席したまえよ、
出席者が少なかったら
主催者も可哀そうだし」
「君、2月の会合に
僕と一緒に出ませんか?
そうしたら僕たちは
バレンタインの夜を
共に過ごせるでしょう」
「わあそれはロマンチック、
『ヒヨコ鑑定報酬の相場と
業界としてのインフレ対策』とか
いう話をバレンタインの夜に
君の隣で聞けというのか、
まっぴら御免でございます」
「聞いてみたら
面白い話かもしれませんよ。
僕もちゃんと皆に
君のことを紹介しますし」
「バレンタインの夜にわざわざ
ヒヨコの話をしに集まる人々に
紹介されたいかっていうと
正直微妙なところなんだよね」
まあいいから気にするな!と
夫を送り出しまして、
1月の会合から
帰って来た夫曰く
「やっぱり次回開催日が
バレンタインというのは
色々あるんでしょうね。
今日の懇親会で
若手の男性参加者が
会合の主催者に
『僕、婚約中なんです。
次回の会合に婚約者を
連れてきていいですか、
ほら、バレンタインなので』って
尋ねていたんです」
「・・・主催者は
なんて答えたんだ」
「主催者は真面目な顔で
『婚約者?何を言っているんだ!
君は結婚に対し真剣なのか?
こんなマニアックな集まりに
婚約状態のお嬢さんを
連れて来てみろ、
その場で婚約解消されても
文句は言えない!
わかっているのか、
バレンタインだぞ、もっと
相手のことを考えなさい!』」
・・・いやだからそもそも
そういう日に
会合を設定する主催者側が・・・
で、今月14日
バレンタイン当日。
件の若手参加者は
年長者の助言も聞かず
会場に婚約者を
連れてきていたそうです。
・・・皆様は
よいバレンタインを
過ごされましたか。
私は今年も
バレンタインの翌日に
夫から貰い喜んでいます。
なお婚約者嬢は
ヒヨコの話を聞いて割と
楽しそうであったらしいです
・・・私ももっと夫に
歩み寄るべきだったか・・・
でもバレンタインにヒヨコは・・・
まあこの場合『ヒヨコ』は
物のたとえなんですけど
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