待ち合わせに
友人が遅刻してきました。
約束の時間より前に
「10分くらい遅れる」と
連絡があったので
適当に時間を潰し
予定時刻の10分後に
無事に合流したところ
「ごめんね。今日、
うちに配管工事の人が来る
予定だったんだけど、
時間になっても
配管工さんが姿を見せなくて」
「あるある、英国の
大工さんや配管工さんは
遅れるのが普通だもんね」
「それはそうなんだけど
この人は割とそこらへん
きちんとしていて
遅れる時はいつも
その旨連絡をくれるの。
だからもしかして私が
日取りを間違えていたかな、と
向こうの携帯に電話をしたのよ」
単に遅刻しているだけなら
庭の植木鉢の下に鍵を入れて
自分は出かけてしまおうくらいの
鷹揚な気持ちで(田舎はね、
そういうことが出来るんです)
友人は先方の電話番号を
押したらしいのですが。
「相手は電話に出たの?」
「出たの。でも声がもう
すごく苦しそうでね」
配管工さんはハアハアと
荒い息遣いをしつつ
それでも友人に
お詫びの言葉を述べて
「ごめん、今日は朝から
どうも調子が悪くて。
回復したらすぐ行くから」
そう言われてわが友人は
「いいわよ!うちのことは
後日でもいいんだから!
でもどうしたの、風邪?」
「うん、なんか胸が苦しくて。
階段を上ると
息が上がっちゃってさ」
「あら嫌ね、咳は出るの?」
「咳も熱もないんだけど
なんか胸が苦しいっていうか
痛い時もあってさ」
「・・・ちょっと待って、
痛いってアナタ胸が痛いの?」
「胸っていうか腕も痛い。
筋肉痛みたいな・・・でも
別に変な運動は
していないんだけどなあ」
それを聞いた瞬間わが友人は
「あなた、救急に電話しなさい。
もしくは24時間医療サービス
(NHS24)に電話をして
症状を話して指示を仰ぎなさい」
「大丈夫だよ、温かくして
大人しくしていれば
たぶんそのうち治まるし」
「朝からその症状で
何も治まっていないんでしょ!
あなたそれちょっと深刻よ?」
友人の言葉に配管工さんは
高らかに笑って
「君は心配性だなあ!」
ここまで話してわが友は
「ねえNorizo、この話、
私が心配性だと思う?」
「いえ・・・それは
救急救命の講習で
『救急に連絡しなさい』と
習う状況ですよね」
胸が苦しく、同時に
腕や肩に痛みがある場合、
その痛みは心筋梗塞の
前兆であることが多い、
これは救急救命の座学で
必ず教わることでございます。
わが友人は手を変え品を変え
配管工さんに医療施設への
連絡を勧めたのですが
この殿方は肝が太すぎるのか
「大丈夫大丈夫!夜になっても
痛みが治まらなかったら
ウイスキーを
飲んで寝ちゃうからさ!
寝ればたぶん大丈夫!」
・・・それはたぶん
絶対に大丈夫じゃないやつ。
というわけでわが友は
配管工さんの配偶者に電話をし
「お願いだからお医者に電話して。
それで何もなかったら今後
私のことを裏で『心配性婆』とか
呼んでくれても構わないから
お願いだからお医者に電話して」
わが友人の試みたことは
善行であったと思います。
冬は身体の不調が起きやすい。
私も気をつけます、
皆様もどうかお気をつけて。
心筋梗塞の前兆で
肩や顎が痛むことも
あるらしいです
・・・そういえば私も
この1年ずっと歯が痛いんですが
『歯の痛み』も心筋梗塞の
前兆の一つとして
あるらしいですぜ
まあ私は歯の不調は
歯科医に相談済みなんですが
皆様、突然の原因不明の痛み、
どうか軽視することなく
体を労わってまいりましょう
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