厚生労働省指定
検疫宿泊所での
6日間隔離が
義務付けられている
英国からの
一時帰国組である私。
噂には聞いておりましたが
宿泊所(某ホテル)では
本当に部屋から
一歩も外に出ない生活です。
洗濯をしたい人は
コインランドリーを
使用できるらしいのですが
前もって予約を入れて
指定された時間にのみ
館内移動可能、みたいな。
食事は三食部屋の外の
ドアノブに引っかけられる形で
提供され、しかも廊下から
食事が配られた音がしても
勝手にドアを開けて
食料を確保してはいけない。
「お食事の配布が
終わりました」と
全館放送が流れてから
マスクを着用して
ドアを開きお弁当を取る。
でね、このお弁当がね・・・
美味しかったんです・・・!
日本に戻ってくる前
私も色々事前情報を収集し
・・・世間にはいるんですよ、
この宿泊所で配布される
食事のことを
悪しざまに罵る人というのが!
やれ炭水化物がどうの
脂質がどうの(まあこれは
高コレステロール組として
私も気になるところですが)
量がどうの味付けがどうの。
お前ら普段いったい
何を食べているというのだ!
ただ一時帰国仲間から
聞いた話によると
私の待機先は
「そこに行けたらラッキー」と
一部で言われている
ホテルらしく。
主に食事的な意味で。
施設利用者の食事を
どう賄うかは
ホテルによって異なるそうで、
外部に委託する場合もあれば
ホテル側で準備する時もあって、
で、私の滞在したホテルは
その『ホテル側準備』の
お弁当がもう本当にね!
六分割されたお弁当箱の
3つにゴハン
(それぞれ味付けが違う)、
3つに主菜、2つに主菜で
残る一つにデザート。
すべてが懐かしき
『日本のゴハン』の味で、
栄養バランスにも
配慮しようとしているのが
よくわかるおかずの数々。
(ただ私にとって
『ちょうどいい』この量は
育ち盛りの人には
足りないかもしれない)
(そういう意味で
大食いの自覚のある人は
お湯を注ぐだけで
食べられる系の
レトルト食を持ち込んだほうが
いいかもしれないです)
外部委託の業者さん(?)の
作ったお弁当が
配布される時もあり
それはそれで
目先が変わって悪くない
食事ではあったのですが
(朝食がこの外部の
業者さん製であることが多い)
(パンにサラダ・卵料理の
洋風朝食弁当ヨーグルト付き)
私はホテル弁当派でありました。
やっぱり外から持ち込むとなると
お弁当が出来上がってから
部屋に届くまでに時間がかかる分
色々あるのだと思います。
でもどのお弁当も食べていて
「人によってはこの食事が
14日間続くんですから!
少しでも美味しいものを!
健康的なものを!
飽きの来ないものを!
可能な限り目先を変えて!」と
作った人が考えてくれて
いるんだろうな、というのが
よくわかる味をしていて、
そんなご飯を食べながら
窓の外を見るとそこには
『冬の青空(スコットランドには
ほぼ存在しない奇跡の天候)』が
広がっていて、なんかごめん、
私は勝手に幸せで
なんか本当にごめん・・・!
私は普段の炊事とか
相当適当に
やっているんですけど
それでもひしひしと実感する
「明日何を作ろうか」を
考えなくていいこの気楽さ・・・!
唯一の問題点は
こんな生活続けていたら
怠惰が脊髄にまで
滲み通ってしまうという
懸念だけでございます。
待機所話、続く。
「成田に帰国して福岡の
検疫所宿泊施設に
送られた人」のニュースを
テレビで観ていたら
その人がカメラに見せた
「これが朝食です」の
お弁当が私が食べたものと
まったく同じで、あれは
成田で作られたお弁当を
全国の待機所に
一斉配達しているのかしら
それとも各地に支社がある
大手業者が『どこで食べても
同じ味』を目指して
各調理場で奮闘しているのかしら
あーでも
適当にだらけていても
時間になったら
美味しいご飯が
手元に届けられる生活、
いいですねえ・・・!
この発言、
不謹慎でしょうか・・・?
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