そんなわけで病院で
検査を受けた私です。
検査担当者は
手指消毒に真剣な
ちょっと厳しい・・・正直、
かなり怖い技師さん。
検査というのはマンモグラフィ、
乳房のX線検査だったのですが
あれはなんと申しますか
乳房を中心とした
アクロバットと申しますか
乳房そのものもかなり
アクロバティックな形状を
強いられますが、その乳房の
持ち主である患者のほうも
気分は曲芸師な
動きを求められるというか。
技師さんは軍隊仕込みなのか
職業上、言葉遣いの
簡潔さを極めたら結果として
『短文・指示口調』に
行き着いてしまったのか
「では機械の前に直立、
位置よし、次、前進!
進み方、止め!
左腕を上に挙げる!
顔を右に向ける!
右肩の力を抜いて落とす!」
途中ちょっと機械の
高さ設定で技師さんが
苦労なさっていたご様子なので
よかれと思って腰を落としたら
「膝は曲げない!
背中も丸めない!」
もう何度途中で
「イエス、マアム、イエス!」と
敬礼を返そうと思ったことか・・・
で、検査中盤、機械までもが
かなりアクロバティックな
角度に調整され(乳房を
左右から挟んで撮影するため)、
人間(私のことです)は
それに合わせて
姿勢を変えることになり
「両脚肩幅に開く!
左腕頭上に挙げる!
左腕そのまま前へ!
肩の位置は変えない、
もう一度やり直し!
よろしい、顔は倒して
左腕の上に置く!
顎は乗せなくていい!
よろしい、その姿勢を維持!」
技師さんは微調整をした後
「では撮影を開始します、
胸を抑えて
(ホールド・ユア・ブレスト、
Hold your Breast)!」
すっかり新兵気分に
なっていた私は素直に
空いているほうの右手で
機械に抑え込まれていない
右の胸を抑えたのでした。
するとそれまで迷いなく
威勢の良かった技師さんが
ぎょっと戸惑ったような声で
「え、何?なんで動くの?
何故胸を・・・
あ、違う、ホールド・ユア・
ブレス(Breath)、
私は『胸を抑えて』じゃなく
『息を止めて』って言ったの!」
・・・そこから技師さんの
私への態度が
少々柔らかくなったのは
勘違いではなかった気がします。
まあ掛け値なしに
間抜けな体勢でしたからね・・・
病院関係者の皆様には
本当にお世話に
なっております私です。
英語の聞き取りって
難しいですよね
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