「樹木の根は深く張る、
どのくらい深いかというと
地表に出ている部分が
5メートルある木なら
根っこは地下にやはり
5メートルの深さで伸びている」
という話を皆様これまで
耳にしたことはございませんか。
私はこれを子供の頃に聞いて
なにせ子供というのは純真ですから
なるほど、樹木の根とは
そういうものであるのか、と
すっかり頭から信じて
ここまで生きてきたのですが
・・・近所の森林地帯で
引っくり返っている木の様子を見るに
樹木の根というのは案外
浅く張っているものなのだな、と。
「この木、軽く見積もって
6メートルの高さはあっただろ。
そうなると根っこ部分にも
6メートルの長さが
あって欲しいところなんだが」
私の言葉に夫(英国人)も
「木は見えている部分の長さと
同じだけの長さの根っこを持つ、
という話は僕も子供の頃
よく聞きましたよ。あれは結局
『よくできた嘘』なんでしょうか」
(ええ、そんなところに
行ったこともありました・・・)
地元のガイドさんに
「ジャングルの木(セイバ、Ceiba)は
ものすごく背が高いけど
根っこはせいぜい0.5メートルの
深さまでしか伸びていない」
と言われたことがあり
・・・あれはもしやジャングルの木だけに
限った話でもないのでは。
まあ木によって
そもそも根が浅く生えるものと
深く生えるものがあるのでしょうし、
こうして風や何かの影響で
倒れてしまっている木というのは
単に根の張り方が弱かった個体で
あるということも考えられますし。
でも実際のところどうなんでしょうね。
あと私が子供の頃にどこかで
聞くか読むかしていまだに覚えている
木に関する『美しい話』としては
「木というのはどんな木であっても
自然に絶妙なバランスをとっている、
故に地面ギリギリのところで
きっちり水平に木の幹を切ると
あら不思議、その木の上部を
そっと平らな地面に置くと
根はすでになくとも
木は倒れることなくそそり立つ」
というのがありまして
・・・これも
本当のところはどうなんでしょう。
いつか機会があれば
実地に試して
みたいところでもございます。
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