我が家の庭の
ブラックカラント(Blackcurrant、
和名:クロスグリ)の実が
黒くなってまいりました。
先日の大風で
一部の枝が折れてこんなことに
黒くなった実を放っておくと
どんどん萎びてしまうので
これはもう収穫期が来たら
何をおいても実を刈るしかない。
すくすく伸びたブラックカラント諸氏は
私の胸のあたりまで頭を伸ばし
そして地面すれすれまで
びっしりと実をつけてくれている。
・・・気を付けないとかなり腰に来ます。
1回の摘み取りでだいたい
2リットル容器2つぶんの
クロスグリが採れます。
これを台所で洗って
ヘタの部分を取り除いて
水気を切って
冷凍するのに約2時間。
「世の中、『スローライフ』の
復権が叫ばれて久しい気がするが
・・・そうした時間を要する
労働からの解放を目指して
文明というのは発達したのと違うか。
いや、楽しいけどね、こういうの。
楽しいと思えばね。思えればね」
スーパーなどで売られている
ブラックカラントもやはり
きれいに洗われてヘタもしっかり
取り除かれていたと記憶するのですが
ああいう作業専門の機械が
世間には出回っているのかしら、と思ったら
「ああいうのは人海戦術で今も
人間が手で摘んでいると思いますよ」
というのがわが夫(英国人)の意見。
「やはりそうか。でもそうだよな。
同じ枝によく熟した実と
まだ熟していない実が並んでいるから
摘み取りの際に気を付けないといけないし
よく熟れた実は柔らかかったりもするしな。
しかし果物農家の人は大変だな」
「収穫期には短期バイトを雇うんです。
大学生とか。まあ最近の大学生は
お金持ちですからバイトなんか
しないのかもしれませんけど、
僕の弟は1度イチゴ摘みの
バイトをしたことがありますよ」
「そうしたバイトが大学生に
不人気となった今、いったい誰が
果物の手摘み作業を行っているんだ?」
「外国人労働者の皆さんですよ。
そういうのもあって一部農家は
英国がEUから離脱することに
危機と恐怖を感じているんです」
今年のブラックカラントで
私はまずフールを作りました。
我が家の夏の定番デザートです。
でも近いうちに
『ブラックカラント収穫機』は
どこかで開発されそうな気もします
そういう機械を買うのと
人件費を払うのと
どっちがお得か、という
話に今後はなっていくわけですね
クロスグリがお好きなあなたも
果物にあまり興味のないあなたも
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