麗らかな春の週末を家から一歩も出ず
草むしりだけして過ごす、というのは
素敵なんでしょうか可哀そうなんでしょうか。
わが前庭の芝生の雑草に関しましては
『花が咲いたらすぐ抹殺』を
今季の目標としておりまして、
緑のカーペットのあちらこちらに
白かったり黄色かったりの
可愛らしい花が姿を見せたら
そこに私が歩み寄り
問答無用に根ごと引き抜く、という。
本当は花をつける前の雑草も
ばしばし抜いていきたいところなんですが
それはちょっと無理だったんです・・・
物理的にというか体力的にというか・・・
ええ、先日、腰から背中に
痛みが来てしまいまして・・・
(芝生の雑草抜きは長時間続けると
本当に体に負担になることを実感)
仕方ないので今はもう
緑の雑草は目に入らないフリをして
しかし白だの黄色だのピンクだのは
芝生のグリーンを背景に
目立つんです!駄目!撤去!
相手が雑草とはいえ、
あの厳しい冬の寒さに耐え、
身を低くして春をやり過ごし、
さあ、やっと私の季節です!と
すっくと茎を伸ばして
美しく花びらを天に開いた彼女たちを
眉一つ動かさずに摘み取っていく
私の所業の非道さというのも
なかなかに味深いものがありますが、
でもごめんね、
背に腹は代えられないからね。
で、草むしりを済ませた後に芝を刈り、
一息入れて今度は花壇の雑草処理。
これもまた抜いても抜いても生えてくる・・・
どれだけ抜こうが生えてくる・・・
この性質、育毛剤などに
利用できないものなんですかね。
チューリップ花壇に気を取られているうちに
草に埋没しかけていたバラを救出し、
よし、これでしばらくは大丈夫かな、と
思ったところにわが夫(英国人)が
「あの・・・僕の野菜畑の雑草も
お願いできないものでしょうか・・・
ニンニクと玉ねぎとパースニップ、
あとラズベリーの列が今ちょっと・・・」
野菜と果物の救出劇は
日曜日の朝の食事前から始まり
どうにか体裁がついたのは
夕食の後でございました・・・
ああ、日が長くなって助かったわ、
ではなくてですね、夫よ、
今年の野菜畑、ちょっとこれ、
規模を拡張し過ぎでない・・・?
そして気がつけば
日曜日はすでに終わろうとしており、
ねえ、私、庭仕事以外に
家事らしい家事をまったくしないままに
月曜日を迎えているんですが。
何故か切ない気持ちになってきたので
ガチョウのヒナたちが孵化したばかりのころの
画像をいくつか見て心の慰めにする私。
私も自分の20倍くらい大きい
白いふわふわの柔らかい壁に
顔からぶつかりこんでいきたいものです。
草むしり狂想曲は
秋が終わるころまで
続く予定となっております。
秋は雑草の勢いが落ちる代わりに
落葉が激しさを増していくんでございます
ガーデニングに全く本腰を入れていない
私でこの有様ということは
世間の『美しいお庭』の所有者の皆様は
どれだけの時間を作業に費やしていらっしゃるのか
・・・もしかしてキーワードは
庭師を雇う財力、とかそういうことかな
思わず遠い目になってしまった私に
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