麗らかな日差しとともに目覚め、
軽い上着を羽織って庭で朝のお茶を飲み
(すみません、ちょっとここ誇張入っています)
(優雅さを過剰演出したくなるような
そんな暖かい春の朝だったとご想像ください)、
そこから朝食の準備をしているうちに
一天にわかにかき曇り、
気がつけば窓ガラスを雨が打ちはじめ、
あら、でも庭の花にとっては
久々のいいお湿りね、
と微笑ましく外を眺めていたら
そこからあっという間に堂々の雪嵐が登場した
4月下旬のスコットランドからこんにちは。
おかしいなあ、天気予報では
一日晴れのはずだったのになあ・・・
なお、私は雨が降り始めた瞬間に
かねて準備の『芝生の種(栄養補助剤つき)』を
片手に外に飛び出し、雑草除去の結果できた
緑の絨毯のそこここの穴にそれを振りまきました。
ほら、種をまいた後は
水をまかなくちゃいけないんですけど
それって割と面倒くさいでしょ?
雨の降りだした瞬間に種をまけば
その後の水やりは
空が勝手にやってくれるかな、と。
私も強くなったものです。
そしてふと背中に気配を感じて振り向いたら
そんな私の後を閣下を筆頭とする
我が家のニワトリ軍団が
喉を鳴らしながらついて回っており
・・・閣下、芝生の種は
新手のお菓子じゃありません。
普通ニワトリというのは
雨で体が濡れることを
非常に嫌がる生き物であるはずなのに
彼らは雨が雪に変わっても
しばらく芝生の上で頑張っていました。
彼らも強くなったものです。
まあこのようにまだまだ油断できない
現状ではあるのですが
スコットランドは一応、今、春でございます。
というわけで私が現在悩んでいるのが
マリーゴールドの植え替え時期です。
おかげさまで本年タネから育てた
マリーゴールド諸君は
ここまで事故もなくすくすく大きくなり、
サイズからすればそろそろ外の土に
彼らを植えこんでも問題ない感じ。
しかし私は霜が怖い。
天気予報ではまだまだ
『朝の気温:ゼロ度』の日が来る模様、
晴天の予報の日でも雪が降る地域、
やはりここはもう少し慎重になるべきか、
と空と地面を交互に見詰める私に夫(英国人)は
「そこまで気にしていたら何もできませんよ。
君の手持ちのマリーゴールド、
幸い数は多いんですから、駄目元で
外に植えちゃえばいいじゃないですか。
その子たちが運悪く霜で萎れたら
次の子達を投入すればいいんですよ」
・・・君はね、軍隊とかで指揮を執ったらね、
案外出世したかもしれないね!
私はそういう人海戦術は嫌なのよ!
(理由:ケチだから)
(せっかく大きくなったマリーゴールドが
花をつける前に枯れたらそれは損でしょ?)
(私のガーデニングには
決定的に鷹揚さと贅沢さが欠如している)
なお、マリーゴールドと同時期に種をまいた
ロベリア諸君はマリーゴールド連隊に比べ
小兵揃いなので私は少々不安です。
夫曰く
「ロベリアはそういう花なんです」
ということなんですが、
「比べてはいけないと知りつつも
ついマリーゴールドと比較してしまう、
自分の弱さが嫌だなあ、ああ心配だ心配だ」
「マリーゴールドと比べるというのなら
発芽の時からその差は大きかったじゃないですか。
マリーゴールドの芽に比べて
ロベリアのそれはまるでカビみたいだって
君も自分で言っていたでしょう?
その時から比べたらロベリアだって
ずいぶん大きくなっていますよ」
「確かにそれはそうだな、特にこの
奥の2つの芽なんかは
ひょろひょろとしてはいるが
顕著な伸びを見せているよな」
「・・・妻ちゃん、言いにくいんですけど、
それはその・・・ロベリアじゃなくて雑草です」
園芸を通し私は
忍耐力を培っている気もします。
でもロベリア、本当にここから大きくなるの?
マリーゴールドもロベリアも去年は
すでに花がついた株を園芸店で買ってきて
それを庭に植えたんですけど、
あの大きさになる前、つぼみがつく前の時点で
花壇に植えこんじゃって大丈夫なのよね?
なにせ初めてのことだから勝手がわからぬ
とにかく芽の出た子は
すべて大きくなってもしいものです
吝嗇系園芸の明日はどっちだ
の1クリックを
↓



