『女性は産む機械』と発言し
世間を騒がせた政治家が
かつていらっしゃいましたが、
やはり人間同士、相手のことを
『機械』と言ってしまうのは
どうなんでしょうね、
『人は人、機械は機械』の
原則があってこそのSFロボット物の
物語世界の成立ではないでしょうか、
という半端なオタクの繰り言はここまでにして、
私は本日あえて言いたい、
うちの父親、あれは実際『歩く機械』。

なんのかんので70代だし!
実は足もちょっと悪いし!
みたいな懸念というか先入観
娘の私にあったことは認めます、
しかしそれにしたって
あの可動性は何事なんでしょうか、という。

座らない!

休まない!

目を離すとどっかに行っちゃう!

・・・お父さん、貴方もしかして
中身は小学生男子(低学年)か何かなの?

そんなわが父の
今回の渡英の主目的は
『ハドリアヌスの長城
(Hadrian's Wall)』観光。

・・・父よ、そこは嘘でも
「娘の元気な顔を見る事」
とか何とか言っておかない?

ともあれ、ハドリアヌスの長城は
イングランドにございますので
「前哨戦としてまずはスコットランドにある
『アントニヌスの長城
(Antonine Wall)』を見に行かないかい」

アントニヌスの長城というのが何であるのか
私もよくわかっていなかったりもしたんですけど
とりあえずファルカーク
(Falkirk)という町に行きまして
「ここの観光案内所で
どうやって長城を見るのがいいのか
聞いてみましょう、距離によっては
車で移動した方がいいかもしれないし」

「うん、そうだね、あ、でもここに
『長城はこちら』って案内が出ているね、
じゃあちょっと歩いてみよう

いいからその前に少し待て!
と私がいくら言っても父耳東風、
あわてて観光案内所のお姉さんに
「あの、この標識に従って歩けば
『アントニヌスの長城』に
無事たどり着けるものでしょうか」

「ええ、それは行けるわよ」

「その道のりはあれでしょうか、
初心者でも安心、
簡単楽々のんびりコース
って感じでしょうか?」

「はっきり言っちゃうと
けっこう距離も勾配もあります」

「じゃあ老いた父母を連れての散策は
諦めたほうがいいですかね」

「でも貴方のお連れの方、
もう道を登り始めているわよ」

まったく油断も隙もあったものではない!

というわけで、私はアントニヌスの長城を目指し
ファルカーク名物アクアダクトを尻目に
緑の丘を登り始めたのであった・・・!

アクアダクトの図



続く!

・・・と言いたいところなんですけど
これを書くためにあの日々を思い出すだけで
私は倦怠感に襲われるんです

これ、体に悪いんじゃないの

恐るべし父の威力よ!
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