1月後半はすっかり
飛騨高山観光サイトと化していた
当ブログでございますが
そんなわけで高山のお土産ときたら
「さるぼぼ」ですよ。
キャラクターグッズの類に
いまひとつ心を奪われない私の
何かを強力に惹きつけてやまない
この伝統のデザイン。
自分用に一つ購入し
「姪にも1個買って帰ろうかな」
と呟く私に賢母秀吉(仮名)が
「1歳2歳の子供に
『さるぼぼ』は怖いと思うわ」
ああ・・・なるほど。
そんなわが母は
東京に待つ娘と息子のために!
と某赤カブの漬物をどっさり購入し
「どうしよう、お母さん
さっき気が付いたんだけど、
これ、ものすごく漬物臭いわ」
「それはさ、購入時に
気が付くべきだったんじゃない?」
スーパーでジップロックを買い
なんとか応急処置を済ませ。
お蕎麦屋「のがわ」で
昼酒を飲みつつ
帰りの電車に乗る前に
どこに行くべきかを
話し合っておりましたら
お店のお姉さんが
「まだコロッケを食べていない?
なら『牛の匠屋』。もう1軒
お薦めはあるけどそっちは本日定休。
お団子が食べたかったら
橋を渡って陣屋のほうに行くと
すぐ目の前で焼いていますから。
甘いものが食べたかったら
古い町並みのすぐそこの酒屋さんで
日本酒で作ったチーズケーキの
試食をやっているから、
それをつまんで、気に入ったら
お土産にするといいと思います」
お店を出てわが父三成(仮名)が
「お父さんはあのお姉さんを信じる。
あの人は自分も食べることが
好きなんだと思う、言葉に熱意があった。
だからきっとどのお店も美味しいだろう」
問題は胃にあとどれだけ
余裕があるかって点だったのですが、
もういい、後は帰るだけだ!と
無事コロッケを堪能、
試食と売り子の笑顔に弱い夫は
予想通り日本酒ケーキを購入。
「君の妹さんへのお土産です」
と言いながら、帰りの電車の中で
「僕、甘いものが食べたくなったんですが
さっきのケーキ、1個食べていいですか?」
「これはうちの妹への
お土産じゃないのか?」
「僕の大切な義理の妹に
変なものは食べさせられませんから。
お毒見です・・・妻ちゃん、これ、
すっごく美味しいですよ!
もう1個食べていいですか?」
高山は何をしても楽しく、
また、何を食べても美味しい街でした。
というわけで、高山観光情報、
これにていったん幕引きです、
ありがとうございました!
私は普段甘酒を飲まない派なんですが
高山の甘酒は美味しかった!
「お母さん、この『こうじ』、買っていこうぜ!」
「娘よ、その『こうじ』は普段
お母さんが使っているのと同じものよ」
聞くとやはり秘密は『水』らしいです
東京のお水だともったりしちゃうところ
飛騨のお水を使うと
すごくすっきりとした甘さに仕上がる様子
しかし甘酒屋の人もそこで
「いや、同じに見えてもうちの『こうじ』は
一味違うんですよ!詳細は企業秘密!」
とか言えば愚かな観光客である我々は
うかうかお土産を買っちゃうだろうに
「あー、お水の差でしょうね、でもきっと
もったりした甘さもそれはそれで
美味しいのでは、故郷の味ってことで」
こういう『商人』になりきれない
恥じらいみたいなものが
飛騨の美意識なのでしょうか
本当にいいところでした
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