ところで白川郷の皆様は
雪の朝は午前3時に起床、
午前3時半から
総出で雪かきを開始するのが
基本なのだそうです。
おかげさまで雪の日でも快適に
徒歩での観光が可能という、
いや、本当にありがたいことです。
そんな私の感謝の気持ちを
理解しているのかしていないのか
夫(英国人)は雪景色を前に笑顔で
「将来、僕たちが白川郷に
運よく住めることになったら、
冬の雪かきは僕の仕事でいいですよ」
「もう前提からよくわからないのだが
実現の可能性の乏しい夢を
無駄に追い続けるのも空しかろう、
はっきり言おう、我々夫婦に
合掌造り家屋に住む度量はない」
「えっ!屋根の雪おろしも
僕の仕事でいいんですよ?
君は家の中の維持に努めてくれたら」
「君は日本の伝統家屋の
屋内整備の難しさがわかっておらん!」
しかし夫が合掌造り家屋に
心底憧れてしまうその心情も
理解できないことはない私です。
純粋に見事ですものね。
私がもう少し整理整頓掃除に
気合と技術のある人間だったら
そんな夫の夢を
後押しできたのかもしれないのですが。
己の限界の見極めというのは
時に大事だと思うのです。
なお、『茅葺き屋根の家』は
英国にも存在します
白いしっくいの壁に
少し黒ずんだ茅葺き屋根、
あれはあれで
メルヘンチックな感じで
いいものだと思います
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