ユネスコ世界遺産でもある

合掌造り集落、白川郷。


スコットランドひきこもり日記-美しい


降り積もる雪の中に

茅葺き屋根の家々が

ひっそりと佇む

その静謐な風景は

観る者の言葉を失わせます。



スコットランドひきこもり日記-屋根がいいですよね


スコットランドひきこもり日記-絵になり過ぎる


そんな冬の白川郷にて、

わが夫(英国人)は

展望台にあった

雪かきシャベルを壊しました。


スコットランドひきこもり日記-おわかりいただけるだろうか


いえね、夫は来日以来

ちょっと食べすぎ飲みすぎな状態で、

隙あらば体を動かして

カロリーを消費し筋肉を鍛えたい、

みたいなことを口にしていたんですよ。


で、この日、展望台に到着した我々が

最初に目にしたのは

お店の入り口や通路を

せっせと雪かきする係の方々の姿で。


奮闘する係の皆様の姿を

しばらく黙って見ていた夫は

特有の『僕に害はありません』

スマイルを満面に浮かべて

「オハヨウゴザイマース!」


そして身振り手振りで

雪かきシャベルを借りることに成功し

止める間もなく除雪活動に従事。


また白川郷の人は皆いい人で

そんな夫の姿を眺めつつ

「おおっ上手だね!いいね!」

「うん、きれいになってる!

ありがとうありがとう!」


いい気になった夫は

マイク・マリガンの

スチームショベルもかくやの馬力で

展望台の通路の雪を

がんがんと

掬っては投げ掬っては投げ

「あの・・・なんかすみません」

Mike Mulligan and His Steam Shovel: Story and P.../Virginia Lee Burton



謝る私に係のお兄さんは

「いえいえ、助かりますよー」


まあ役に立っているは立っている様子だし

これはこのまま放っておいていいのか、

と私が思ったその次の刹那、

雪煙の向こうで夫が動きを止めると

「アアアー!」


「何だ、どうした!」


「シャベル…折れちゃいました!」


次の瞬間!そこには

深々と係のお兄さんに

頭を下げる我々の姿が!


「すみません本当にすみません!」


「いいんですよ、これ、そろそろ

壊れそうな感じだったし」


「あの、弁償とか」


「いえいえ、もう

壊れるところだったんだから!」



スコットランドひきこもり日記-展望台のお地蔵様


雪の白川郷へおいでの皆様、

雪かきには手を出しちゃ駄目、ゼッタイ。


お気を付けください。



雪かき中の夫は

通りすがりの中国人観光客のお兄さんに

チップを渡されかけていました


うん、だから役に立ってはいたんだ

ある時点ではね、うん


白川郷展望台の皆様、

本当にすみませんでした

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