飛騨高山を散策中に
私と夫(英国人)の目を奪った一軒のお店。
バグパイプ・・・ですと・・・?
「妻ちゃん、
これは何屋さんなんでしょう。
外見からするとパブというか
バーというか、そういうお酒を
供する形のお店でしょうか」
「いや、看板の下に
『UCC』とあるところを見ると、
喫茶店なんじゃないかな」
外壁に張られたメニューを見ると
どうやらお店の売りは
ジュースと水出しコーヒーである様子。
「ちょうどよかった、僕はさっきから
美味しいコーヒーが飲みたかったんです。
さあ、入ってみましょう」
「どうしてそんなに迷いがないんだ?」
「だってこれは
入って見なくちゃ駄目でしょう?」
しかし残念、お店は定休日でありました。
「残念です。何がどうバグパイプなのか
是非この目で確かめたかったのですが」
「やっぱり店長さんが
バグパイパーなのかな」
「もしかして『高山祭』にも
バグパイプで参加している
人かもしれませんね!」
「それはどんな参加スタイルだよ!」
お囃子・雅楽の調べを
一気に台無しにする
暴力的音源でしょ、あれは!
まあそこがいいんですけど。
「そうでなくてもお店の壁とかに
実際にバグパイプが飾られていたら
面白いなあって僕は思ったんです」
「おい待て、もしかして君、
道場破りバグパイプ版みたいなことを
私にさせるつもりでいたのか?」
頼もう!その壁の楽器は
ただの飾りか、それとも
誰か吹けるのか、
一曲お手合わせ願いたい!
みたいな。
「お店の人だってきっとびっくりしましたよ、
いきなり君と僕が入って行って、
『このバグパイプ、吹いてみていいですか?』
ってお願いして、それで僕ではなく
君が朗々と音を響かせたら!惜しかった!」
何がだ!
というわけで、わが謎の喫茶店
高山『バグパイプ』、
店長さんはやはりキルト姿なのかしら。
想像は広がるばかりなのであります。
しかし高山祭にバグパイプって
夫の発想力は時に自由すぎるぜ
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