炎天下の東京からこんにちは。


あまりに暑いので

実家の居間のソファでのびていたら

わが姿を目撃した実の母が

「貴方ね、何よその格好、

嫌だわ、まるでタコじゃない!」


ああ・・・まあ・・・うん・・・


ほら、汗をかくと

二の腕と胴部分が

密着するのが嫌じゃないですか。


なのでこう、

腕を広げられるだけ広げ、

そして両足も同じ理由で(以下略)。


ええ、貴婦人としてありえない姿勢

だとは理解しております。


「すんまへん、でもね、

こうでもしていないと色々無理なの」


私の言い訳にため息をつく

わが父の隣で

(娘がこんなじゃねえ、

ため息をつきたい気持ちは

身内としてよく理解できます)

わが母はわざわざ英語で

わが夫(英国人)に

「ちょっと、貴方の奥さん、

まるでタコよ!タコ!

でね、こんなタコは私の娘じゃないから!

貴方の配偶者だから!」


(母は英語が堪能)


(だからといってこんなこと

わざわざ英訳してくれなくても)


わが母の言葉に夫は深く頷くと

「タコ、そう、確かにタコですね、

それも海中を

飛ぶように泳ぐタコではなく、

浜に打ち上げられたタコ、

真夏に日に晒されたタコですね!」


そして夫は真面目に

『水から出たタコの動きが

海中でのそれに比べ

いかに鈍くなるか』を

わが母に説明していました。


いや、母よ、すまぬ。


あれ?謝る相手が違うかしら?


もうね、脳に熱がまわっていて

そこらへんの判断がつかないの!


では皆様、また明日!



以来夫は私のことを

『タコツマ』と呼んでくれております


まあ私はタコは

嫌いじゃないからいいや、と


・・・暑さは人に諦観をもたらすのかしら


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