乗馬の話が続いて恐縮ですが、
そういうわけでトロット(Trot)、
つまり速歩(はやあし)までは
私のほうが夫(英国人)より
飲み込みが速かった(過去形)のです。
・・・今はね・・・
ま、その話は後々ね・・・
トットットットッという
トロットの上下運動のリズムに合わせ
鞍の上でお尻を上げ下げする
『ライジング・トロット』が夫は苦手で。
「鞍の上にちゃんと座って!
足の位置!前屈みにならないで、
でも手綱はそのまま!足の位置!
はい、そう、それでライジーング!
ワンッ、ツー、ワンッ、ツー、ワンッ・・・
『ツー』のところで
お尻は鞍に1度しか接触しないのよー!
貴方は『ワンッ、ツツツツツー』に
なっちゃってるわよー!
そして足の位置ー!」
馬場の反対側で夫に指示を与える
指導員の声を聞きながら
私は優雅に(自分で言うな)
トロットをマスター。
(しかし乗馬に必要な
基礎筋力と体力が足りないので
馬場を2周もすると顎が上がるレベル)
「Norizoさんはトロットの基本は
理解したみたいね、いいわよ」
「ありがとうございます」
「ご主人はねえ、
結局は足の位置が問題なのよね。
もっと意識的に踵を下ろして
爪先をあげて、足の内側全体が
馬の背中に接触するようにしてみて」
「僕も一応それを
意識してやってはいるんですけど・・・」
「まあこれは慣れもあるしね。
ご主人とNorizoさんだとね、
Norizoさんのほうがどうしても
今の時点では分があるのよねえ」
え?私のほうに分がある?
夫と私では明らかに
基礎体力面では
私のほうが劣っているのですが・・・
馬への愛、とかそういうことですか?
と思ったら。
「Norizoさんって背が高いでしょ、
それで特に足が長いでしょ。
これはね!利点なの!
馬の背中から腹にかけて自然に
足が巻きつく形になるから。ね。
それに比べてご主人のほうは
筋肉質なぶん体重が重くて、
でも足は長くないでしょ。
ご主人の体重にみあう馬は
どうしても大きな馬になっちゃうんだけど
そうすると結果的に
ご主人の足の長さが
足りないってことになるのよ!」
・・・先生・・・
英国では殿方の足の長さは
長かろうが短かろうが
特に魅力上の問題点にはならない、
ということは私も存じておりますが・・・
(詳しくは過去の記事 を)
それにしてももう少し
言葉を選んでいただけると・・・
ま、乗馬をやるには足が長いと有利、
というのは私も以前聞いたことがあって、
皆様、私のことは是非今後
平成の秋山好古と呼んでつかーさい。
ただ、じゃあ背が低めで
体重が重めで足が短めの人間は
乗馬に向いていないのか、というと
実はそんなこともないらしく、
指導の先生いわく
「でもね、足の長さが有利なのは
最初のうちだけだから!
障害飛び越しになると、今度は
ご主人のほうが優位に立つわよ、
ひょろっと足の長い人間は
ジャンプの習得にはてこずるのよ!」
しょ、障害飛び越し・・・
私は果たしてそこまで乗馬を
極めたかったりするのかしら・・・
夫のトロット習得の話は明日に続く。
自分の足の内側を
馬の背中から腹にかけ
くっつけるように!と意識すると
もれなく内転筋が鍛えられます
翌日の筋肉痛に
倒錯したヨロコビを感じる私です
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