私と夫(英国人)では
明らかに私のほうが
馬好き指数が
高く生まれついています。
いや、これはやはり
生まれより育ちが関係するのか、
そりゃ英国の田園風景の中で
成長した夫にとって
馬、イコール、
そこらへんによくいる動物、
くらいの話であったらしく。
「馬に乗れるようになりたいなんて
一度も思ったことがないですね」
・・・私はね、子供の頃からね、
視界にあの長い首と足と尻尾が
ちらりとでも見えようものなら
大興奮したものなんですけどね!
ただわが夫はこんなですけど
基本的に英国は
世界に冠たる馬好き国家。
某有名シェフが数年前に
「食糧危機は世界の問題、
俺たちも牛や豚ばっかりじゃなく
馬も食べるようにしようぜ!」
と呼びかけたら
ものすごい反発を食らったお国柄。
少し田舎に行けば
『貸し馬アリ』みたいな看板が
道の片隅によく出ています。
で、夫は自分自身は別に
馬好きでも何でもないわけですが、
将を射んと欲すればまず馬からというか、
私が馬好きであることは知っているので、
時々私の趣味に付き合って
『英国の田舎道を2時間
馬の背中で揺られるツアー』
とかに参加してはくれるんですよ。
しかし馬のあのパカパカいう
素敵にのどかな蹄の音は
夫には時に拷問であったらしく
「僕ね・・・乗馬ってね、
体に悪いものだと思うんです」
「何の話だ」
「女性には問題がないとしても、
男性にとってはね、
あれは生殖機能に甚大な打撃を与える
不健全な娯楽というか・・・」
「・・・痛いのか?」
「痛くないわけが無いでしょう?」
うーむ、でもね、それはね、
素人の私が言うのもなんですけど、
君の鞍上の姿勢が
間違っているからな気がするの。
「よし!じゃあ乗馬学校に行って
基本の姿勢だけでも教えてもらおうぜ!」
「えっ、いや、そうじゃなくて、
今後馬に乗る機会を持たないようにすれば
僕も痛い思いはしなくて済むんですけど」
「どうせならトロット
(Trot、速足)まで習っちゃおうぜ!」
「えーと、でも、乗馬なんて
どこで習ったらいいのかよくわからないし」
「君の同僚に馬に命を懸けている
女性がいることを
私が忘れたとでも思っているのか。
彼女にこの近所の
お薦め乗馬学校を聞いて来い」
そんなわけで我々は
乗馬学校に通うことになったのでした。
とりあえずの私の目標は
『輪乗り』が出来るようになること。
昔読んだ時代小説か何かで
『織田信長は輪乗りが出来た、
輪乗りが出来れば騎手として一人前』
という記述を目にして以来
「どうせ乗馬を習うなら目指すは輪乗り!」
みたいな気持ちがありまして。
乗馬学校の話は明日に続く。
わがブログは時空軸が
自在に歪むことで有名で
我々が乗馬を習い始めたのは
実は去年の話という・・・
割とね、タイミングを
逸しがちなんですよ、私ってば
お帰りの前に1クリックを
↓
