スーパーからの帰り道。


もっさりと雪の積もった路地を

せっせせっせと歩いていたら、

向こうから来た女性に突然

「ちょっとアータ!私の顔を見た?

(Do you see my face?)」


えっ?


よく意味がわからないまま

顔を上げると、そこは当然

彼女と視線がかち合うわけです。


・・・あれ?


これってもしかして

『因縁をつける』とか

『言いがかりをつける』とか

そういう喧嘩のテクニック


あれでしょ?


ここで目が合ってしまったが最後

「おら!何見てるんだよ!

ガンつけやがって

このドグサレがぁーッ!」

とかそういう会話の流れになって

私は裏道に引っ張り込まれて

カツアゲとかされちゃうわけでしょ?


仕方がない、

なんだか危ない雰囲気になったら

買い物籠の中の

2リットル入り牛乳瓶2本を振り回し

彼女の側頭部を狙ってから

大通りまで駆け抜けて

通行人に助けを求めるしかないな!


しかしスコットランドは恐ろしか国じゃ、

この女性はどう見ても私より年上の風情、

それにも関わらずの

このストリートファイト精神・・・


思わず感動していたら

目の前の女性がもう一度

「ねえ、アータ、私の顔を見た?」


・・・後から警察に

状況を説明するときのことも考えて

ここはちゃんと質問に

答えておくべきだな、と思った私は
「いいえ、見ていませんよ」


「じゃあちゃんと見て!」

「え?」


「私の顔!私の顔を見たら

今日の寒さがよくわかると思うわ!

さっむいわねえー、本当!」


女性は茹で過ぎたタコのような

真っ赤な頬を寒風にさらしながら

そのまま歩み去って行ったのでした・・・


今日の教訓


1)挨拶は余計な誤解を招かない方法で


2)犯罪小説の読み過ぎも大概に


3)過剰防衛は避けましょう


それでは皆様、ごきげんよう。



いや本当、最近の寒さは

もう頬がもげるかと思うくらいで


色の白い方は頬だけではなく

額や鼻も真っ赤になってしまうんですね


見ていてとても寒そうな反面

非常に可愛らしい印象を受けるのは

無責任というものでしょうか

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