ネタの新鮮度は
完全に逸した気もしますが
それでもずっと書きたかった
英国新政権の話。
あ、その前に。
ブラウン前首相の退任会見は
なかなか立派な出来でございまして、
わが夫(英国人)などは
「あの会見をもう少し早くやられていたら
保守党の勝利は危うかったに違いない」
とか今でも言っております。
記者会見終了後、首相は
サラ夫人と息子さんふたりと一緒に
仲良く手をつないで
ダウニング街を去ったのですが、
その翌日ラジオのコメディーショーで
「ちょっと、奥さん!見ました?
何あの超カワイイ息子!
まさかブラウン氏を父親にして
あんなにゴージャスな子供が
出来るなんて・・・!
それにしてもブラウン前首相は
息子に関する情報管理に
腕の冴えを見せすぎたわね、
あの息子たちの存在が
選挙期間中に漏れていたら
かなりの票を獲得したと思うわ、
だってアータ、
あれは理想の男の子よー!」
とかいう叫びが上がっていたとの話
(私は実際にこの番組を聴いておらず
あとから内容だけ夫に教えてもらいました、
ですから口調とか勝手に作っています、
どうかご了承ください)。
まあ普通に可愛い
男の子ふたりなんですよ。
衝撃のポイントは
『父親がアレなのに』ってところに
あるんじゃないかと。
しかしブラウン氏もよく見ると
そんなに世間で笑われているほど
ひどい顔はしていないんです。
というか、退任会見の翌日
『インディペンデント』紙が載せた
この写真 なんてブラウン氏、
本当にいい顔しているじゃないですか。
・・・貴方、どうしてその笑顔を
選挙期間中にモノに出来なかったの・・・?
党首の重圧ってすごいんでしょうね。
というわけで英国の新首相
保守党党首キャメロン氏と、
保守党と連立を組む
自由民主党の
グレッグ氏(新政権副首相)。
選挙期間中はお互いに
ちくちく嫌味の舌鋒合戦を繰り返し
報道陣にあるとき
「お気に入りのジョークは?」
と尋ねられたキャメロン氏は
「ニック・グレッグ(自民党党首)」
と答えたりもしたのですが、
連立政権の発足が決まってからは
このふたりは熱心に
「なーんちゃって!でも僕達
実はとっても仲良しなんです!」
というアピールを
報道陣にかまし続けております。
で、私が長いこと
このブログで書きたかったのが
先日5月12日の
合同記者会見のことですよ。
いつも通りニコニコ愛想をふりまく
キャメロン首相とクレッグ副首相に
記者がずばりと
「ところで首相、
『お気に入りのジョークは
ニック・クレッグ』と発言なさったこと、
現在は後悔しておいでですか、
また副首相は
この件に関してどう思われますか」
キャメロン首相は少々慌て気味に
「あー、つまりね、我々はともに・・・」
そこにクレッグ副首相が冷静に
「君、そんなこと言ったの?」
「・・・言った」
「そう」
記者、大爆笑。
その笑いを受けて副首相は
「わたくし、帰らせていただきます」
「イヤー!戻ってきてー!」
君たちは何をやっているんだ。
まあ私はこういう政治家の
ユーモアとかジョークとかは
嫌いじゃないんですけどね。
もしかしてこの映像を
まだご覧になったことの
ない方がいらしたら
一見の価値はあるかと
(BBCの映像はこちら に)。
いえ、昨日ブログで触れました
議会開会特番の中でも
この和気藹々会見の映像が
使われていたので、
これは書いておかないと
いけないのではないか、と。
肩の荷が下りた気分です。
ただ私は政治家ジョークの真髄は
「普段真面目なことばかり
やっている人が、突然ふざける」
にあると思っているので
「常にユーモアを忘れない」
という売りはあまり好かんのです
ま、個人の趣味の問題です
実際の私を知っている人には
「普段ふざけてばかりいる人間ほど
他人にそうやってないものを求める」
とか突っ込まれそうな発言です
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