グレンコー(Glencoe)といえば
スリー・シスターズ(the Three Sisters)。
三つの山がぼこぼこぼこと
並んでいるだけ、といえばそれまでですが
ハイランドでもっとも有名な景観の一つです。
ここまで来て登山に挑戦する必要は
一般人にはまったくないと私は信じるのですが、
このあたり一帯には色々と
ウォーキングのコースがありますので、
健脚自慢の方は一度
遊びに行かれる価値はあるかと思います。
ヒッチコックの名作『三十九夜』では
主人公の男がこのスリー・シスターズを背景に
逃走する場面がございます。
山に沿ってある道がA82。
その道の隣に旧道を発見。
軽く歩くぶんには悪くない散歩道でした。
ところどころに川があり
丸々と太った魚の魚影も見えます。
ところでグレンコーといえば
『グレンコーの虐殺』です。
17世紀にここグレンコーの村の
マクドナルド一族が
イングランド側の手先となった
キャンベル一族に皆殺しにされまして。
マクドナルド一族はキャンベル一族と
元々仲が悪かったものの、
スコットランドの伝統と作法に従って
キャンベル達を客人として接待したところを
騙し討ちにされ。
虐殺のあった2月13日には
今もマクドナルド一族の霊の怨嗟の声が
グレンコーの谷に響くという話です。
・・・英国人って
結構、幽霊、好きですよね。
まあ私はそれほどオカルト的な話を
信じるほうではございませんで。
ヒッチコックの『三十九夜』に話を戻します。
なんでもあれは
ハイランドの地理を少しでも知っていると
「・・・この男は瞬間移動の
特殊能力でも持っているのか」
という疑念がぶくぶく胸に溢れてくる
ロケーション設定なのだそうです。
ま、サスペンス映画に求められるのは
ドラマチックな風景とスリルであり
決して厳密な地理設定ではありませんから。
言い換えればヒッチコックが
地図上のリアリティを無視してでも
スクリーンに映したかったほど
グレンコーの風景は美しい、ということなのでは。
グレンコーよいとこ一度はおいで。
わがブログの夏の風物詩、
スコットランド観光情報をお届けしました。
グレンコーのパブの壁には
「No Hawkers or Campbells
(押し売りとキャンベルはお断り)」
という札がついこの間まで
かけられていた、という話です
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