掟破りの一日二回更新。
ストブ・ディアグ観光情報は
あとでしっかり更新するつもりです。
いえ、英国のブラウン首相が
現在ものすごい窮地に立たされておりまして。
そもそもの発端はどこなのか、というと
たぶん昨今の金融危機なのでしょうか。
危機が勃発して以来
政府は巨額の資金を金融機関に投入。
返す刀で増税に着手。
国民の不満が鬱積していたとろこに
議員の経費乱用の実態が発覚。
恥知らずな経費請求をしていた議員は
閣僚メンバーの中にもいたわけです。
夫(英国人)はこの時点で
「ブラウンはとにかく一刻も早く
これらの馬鹿どもを
内閣から追い出すべきです」
と主張しておりまして。
「いや、でもこれらの問題は
まだ『疑惑』、灰色の段階だろ?
・・・まあ絶対に全員
白か黒かでいったら黒だと思うが」
「君は自国の内閣の過去から
何も学んでいないんですか?
安倍政権の末期を思い返して御覧なさい。
疑わしきは任命せず、
任命後に疑惑が出たら
首相自ら迅速に断を下す!
そこを間違えたら
首相の権威は失墜するのです」
そんな中、3日に閣僚2名が
経費問題を受け辞任を表明しまして
(二人のうちひとりは例のスミス内務相 )。
そのニュースを聞いた夫は
「自ら辞任させては駄目なんです!
首相が彼らを追い出す形を取らないと!」
「なんだなんだ、手厳しいな」
「だってこれじゃブラウン首相には
何の手柄も残りませんよ?
このままだと彼は経済危機を招き、
議員の倫理の低下を招き、
結果的に政治不信を招いた宰相として
歴史に名を残す羽目に陥るのですよ?
疑惑の閣僚を罷免するだけでも
『しかし彼は事態の収拾に努めた』
と一部は評価してくれるのに、これじゃ
『彼は事態を傍観し英国政界を崩壊させた』
と語り継がれるだけですよ!
日本の安倍元総理だって
閣内でスキャンダルが相次いだときに
もっと毅然とした態度を取れたら
あんな辞め方はしないで済んだはずなんです!」
「・・・君って労働党支持者なんだっけ?
ずいぶんブラウン首相に期待しているようですが」
「むしろ反労働党なんですけどね、
一英国人として自分の国の首相が
国際的にこれ以上間抜けをさらすのには
不快を禁じ得ないんです。
僕の予想では今後与党内部からも
ブラウン批判の声があがりますよ」
夫の懸念どおりこのあと
バーネル雇用・年金相が
首相に退陣要求を叩きつけ
自らも閣僚辞任。
そして4日に英国では
地方選挙と欧州議会選挙がありまして。
ブラウン首相率いる野党労働党は
地方選において大敗、
昨日の夜に結果が発表された
欧州議会選挙でも敗者となりました。
ブラウン首相への退陣圧力は
強まる一方です。
「僕は思うんですけど、
このままだとうちの首相は
『アベする(do Abe)』んじゃないでしょうか」
『アベする』なんて言葉を
実際に使う人間を私ははじめて見ましたよ!
それも英語で・・・!
夫を問いただしたところ、
彼は『アベする』という言葉の存在は知らず、
今回のこれは本人の造語であった様子です。
しかし私は驚きました。
というわけでその驚愕のあまりの
本日の追加記事だったのでした。
で、ブラウン首相ですが。
このまま『アベする』しかないのでしょうか・・・?
しかしわが夫はどうしてこんなに
日本の政治ネタにくわしいんだ
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・・・ま、私がよくネタにして
笑いを取っているからなんですけどね
ちなみに私は朝日新聞が
「『アベする』という言い回しが流行中」、
というコラムを載せた時点では
そんな言葉、聞いたことがなかったです
むしろあのコラムが掲載されたあとに
「アベするって言葉、知ってる?」
という声を周囲でよく聞きました
流行とはこうやって作られるのだな、と
深く感心したことを覚えております