スコットランドはこの週末
見事な晴天に恵まれまして。
おかげさまで気温も上昇、
私は久々に半袖のシャツを着ました。
ちなみに現在のスコットランドは
日の入り時間が
21時50分とかそれくらいです。
なのでうっかり夜9時過ぎに
外を散歩したりしてしまうのですが
「・・・何故こんなに街が騒がしいんだ?」
住宅街のいたるところから聞こえる
大音量の音楽と酔っ払いの笑い声。
「妻よ、これはあれです、きっと
大学の試験期間が終了したからでしょう」
ああ!なるほど!
学生達が羽目を外しているのか!
こっちの大学の試験は
日本のそれと比べて
洒落にならないほど難しく、また、
合否判定の基準が厳しい、との話は
よく耳にしますからね・・・
思わず奇声を上げたくなる気持ちが
まあわからないでもない・・・かな・・・
かと思えば夕暮れの風に乗って
どこからかバグパイプの音色が聞こえたりして
とにかくこの時期のスコットランドは
夏、万歳!太陽、万歳!人生、礼賛!
という喜びに満ち溢れているのです。
ちなみに街を歩いていて
上半身裸の殿方を
これでもかと目撃するのもこの季節です。
こちらの男性は肌を見せることに
基本的に恥じらいがない気がいたします。
チラリズムの美学を理解していないんですよね、
愚か者どもめが・・・残念なことです。
余談ですが私は一度この近所で
上半身裸の中年女性に出会ったことがあります。
いや、一応ブラジャーは着けていらしたんですけど、
それがスポーツブラとかビキニブラとかではなく
ザ・通信販売!これぞ肌着!みたいな
白というかクリーム色の。
やはり上半身に何も着ていない
男性と一緒にゲラゲラ笑って
歩道を闊歩していたのですが
あれはたぶん・・・おふたりとも
ずいぶん酔っていらしたんだろうな、と・・・
それはさておき。
今朝、なにやら切羽詰った
叫び声で目を覚ました私。
声は窓の外から聞こえてきます。
カーテンを開けて外を覗くと。
わが家の台所の斜め上の雨どいに
この春スズメの夫婦が
巣を作っていたのですが、
なんとそこをカササギの野郎が
襲撃しておりまして・・・!
狂乱する親スズメたちの叫び声、
かすれた子スズメたちの断末魔、
それらがまったく耳に入らないかのように
雨どいに上半身を突っ込んで
この日の朝食を堪能するカササギ。
「夫!夫!たいへんだ、
スズメの巣をカササギが襲っている!」
「カササギはそういう奴なんですよ。
でも、カササギがスズメに何をしようと
僕達は手を出しちゃいけませんよ、
それは自然の摂理ですから」
それはわかっていますけどさ!
数分後、腹の膨れたらしいカササギは
悠々とどこかに飛び去りました。
もうね・・・残されたスズメ夫妻の
痛々しさったらね・・・
しかしスズメ親父は偉かった、
彼は半日後、再び雨どいの上に立ち
力強く歌をうたい始めたのです。
ヒナは数羽くらいは
カササギの魔のクチバシを逃れて
生き残ってくれているのかな?
もしそうだとすると
数週間後には台所の窓から
飛行練習をする子スズメが見られる予定です。
頑張れスズメ夫妻!
私はカササギも好きなんですけどね、
でも今朝のあれはどうしたって
スズメに肩入れせざるを得ない状況でした
まあしかし・・・カササギもカササギで
この時期は育児中だろうし
栄養価の高い餌が必要だったんだろうし・・・
自然界の掟は厳しいのであります
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