というわけで

いつの間にかスコットランドに

戻ってきている私です。


たった3週間離れていただけで

『家』というのは変わるものですね・・・!


夫(お留守番役、英国人)よ、

この引き出しの中の

大量のチョコレートは何。


「君がいない間に

山登りとかしていたもので、

そのときに使った非常食の残りです」


へえ、じゃあこの

ポテトチップスの袋の山は何。


「登山につきあってくれた仲間が

ポテトチップス好きだったんですよ、

だからお礼代わりに用意したんです」


他にも冷蔵庫の中で

大きなチーズの塊が壊死しかけていたり

キャベツが変色していたりと

(よーし、妻がいない間、僕、頑張って

自炊しちゃうぞ!と食材を買ったところで

力が尽きてしまった模様)

なかなか微笑ましい状況ではあったのですが、

それでも今回の私の突然の里帰りを

文句ひとつ言わず支えてくれた

夫の優しさを考えれば、

ここで叱責とかしたら

私が人として間違っているじゃないですか。


だって夫ったら

私が帰ってくる前の日に一日かけて

トイレを掃除し

冷蔵庫内部を磨き

掃除機のフィルターを交換し

(なにやら地獄を見たらしい)

ベッドリネンをすべて洗濯してくれたんですよ!

君は百点満点だ!


・・・だからシーツと一緒に干されていた

夫の白いTシャツども

しわしわのくちゃくちゃに乾燥していても

・・・それは私が

文句をつけるべき事柄ではない・・・


というか、夫よ、

君は何故ハンガーを使わないのか。

物干し台に干すにしてもだ、

洗濯物がまだ湿っているときに

ちょいちょいとシワを伸ばせば

この惨状は避けられるはずじゃないか・・・!


でもね!そう、シャツを洗って洗濯機から

取り出してくれただけでも

それは素晴らしいことだから!

と私は黙ってシーツと一緒に

夫のTシャツ7枚にもアイロンをかけました。


だってさ、シワシワのTシャツって

ちょっと違うじゃないですか。

襟元から覗く

白いTシャツの印象として求められるのは

『白く輝く清潔感』であって

そこがシワシワモタモタしていたら一気に

『救い難いだらしなさ』の発露になってしまうでしょ。


さて、私が心を込めて

アイロンをかけたTシャツに気づいた夫。

ピンと伸びた襟元をじっと見つめた後に

「ねえ、君はこんな仕事、

してくれなくていいんですよ、手間でしょう?」


「いいんだよ・・・というか、

これを手間と思ってくれるなら

次回からシャツはハンガーで干そうぜ!」

「どうして?僕はシャツは

物干し台に重ねて干すのが好きなんですが。

そのほうがたくさん一度に干せるでしょ?」

「干せるけどシワシワになっちゃうでしょ?」

「シワシワのどこが悪いんですか?

シワシワのTシャツって面白いでしょ?」


お、面白い・・・?


でもね、Tシャツは

お互いのセンスの違いということで

まだ我慢も納得も出来たんです。


しかしね。


久々に立った台所の床に

だんご虫(わきわき活動中)を発見したときの

私の驚愕と絶望感をどう表現したら・・・!


「話はかわるが、今日の昼

私はキッチンの床にだんご虫を見つけたぞ」

「だんご虫・・・が、どうかしたんですか」

「どうしたもこうしたも

その場できゃつめには退去命令を出したわ」

「・・・じゃあだんご虫はもう台所にいないんですか」

「そもそも台所に

いていい虫じゃないだろ、だんご虫は!」

「あれは僕のペットだったんですよ!

君がいない間の僕の寂しさを

あのだんご虫が

どれだけ癒してくれたと思うんですか!」


・・・あれだ、だんご虫を愛玩することの

是非はともかくとしてだ・・・

それを台所で放し飼いはしちゃ駄目だろう!


私の心が狭いんでしょうか。



というわけで本日よりまた

いつものスコットランド生活をお届けします

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スコットランドもすっかり春なんですが

とりあえず私はマフラーを巻いています

そして当然のようにタートルネック着用です

・・・日本が恋しいなあ


ちなみに夫のTシャツの

シワシワ具合、証拠写真



スコットランドひきこもり日記-見るも無残


加納祐介氏(『レディ・ジョーカー』)の

「君にはいつでもピシッとアイロンのかかった

シャツを着ていてほしいという気持ちが

わかるようなわからないような今日この頃です