おかげさまで
祖父(94歳、東京在住)は元気です。
最近の悩みは
「野球の試合はあるのに、
テレビがそれを放送してくれない」
ことだそうです。
・・・巨人軍の人気は
そこまで凋落しているんですか・・・?
さて先日夫(英国人)が
仕事で少し手柄を立てました。
まあ手柄といっても
そんなにたいしたものじゃないんですが
(いや、夫が頑張ったのは確かなんですが)、
祖父と電話で話をしていたときに
そのことをちょっと私が言ったんですよ。
そうしたら祖父が少し真面目な声で
「お前、それで
ちゃんとおめでとうございますって
夫君に言ってやったか」
「そりゃ当然言いましたよ」
「本当にちゃんと言ったか。
『おめでとー!』じゃなくて
『おめでとうございます』だぞ。
そういうのは
ちゃんと言ってやらなきゃ駄目なんだぞ!」
・・・いや、私は自分の祖父が現役時代
けっこう仕事が出来るほうだったという噂は
これまでも聞いていたんですが・・・
この気配りこそが成功の秘訣なのかっ・・・!
そういえば私が東京で
連日連夜無料残業実施中みたいな
楽しい企業人生活を送っていたとき、
帰宅して祖父の部屋に顔を出し
「ただいまーっす」
とか粗雑に挨拶すると、祖父は必ず
「おう、おかえり」の後に
「お仕事、ご苦労様」
と付け加えてくれていたものでした。
なんか・・・こういうのが
心がけ、というものなんだろうなあ・・・
さてそんな祖父の昨今の不満。
妹の息子がだんだん大きくなってきて
可愛らしさ全開であることに有頂天な祖父は
「あいつな!
もうドンブリメシを食べるんだ!
歯も無いのにたいしたもんだ!」
と毎回毎回
電話の向こうで自慢をしてくださいます。
「ドンブリメシとはまた豪快ですね」
「あとこの頃、我が出てきたみたいでな、
嫌いな物とかぽーんと放ったりするんだよ」
「それは勇ましく先が楽しみですね」
「それでな、俺としては
あいつに甘いものを食べさせたいんだ」
・・・はい?
「いやだから、こうちょっと甘いものを
あいつの口に入れてやりたいんだ」
「お待ちください、妹の子は
確かまだ生後10ヵ月とかですよね?」
「うん、でももうじゅうぶん大きい。
だけどな、母親が、つまりお前の妹がな、
ダメーッ!て許してくれないんだよ」
「・・・そうですか」
「あいつ厳しいんだよー!」
「・・・お祖父様、たいへん申し訳ないのですが、
この件に関しましては、私の意見は
『妹頑張れ、私は姉として応援している』ですよ」
「なんでだ!」
「育児の世界は日進月歩、
最先端育児術ではなんでも甘いものは
生後1年だか2年だかしないと
与えないことになっている、という話です」
「でもちょっとくらいいいだろう」
「たぶん駄目です」
姉妹仲の悪い姉としてあえて言おう、
妹、お前、Good Job!
あとから母に聞いたら
祖父は貰い物の「とろけるプリン」を
赤子に与えたくてたまらなかったらしいです。
妹の「母」としての
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まああれですね、祖父の口ぶりからすると
私は相当小さい頃から
甘いものを食べさせてもらっていた様子ですね
・・・だからこんななのか・・・妹、頑張れ