夫(英国人)が仕事から帰るなり

「『空売り』の話、もうブログに書いちゃった?

じゃあ続編としてこのネタも載せて!」

と騒いでおりまして・・・本日二回目の更新です。

ひとつ前の記事 を先に読まれたほうが

話の流れを掴みやすいかと思われます。


英国国教会の最高指導者である

カンタベリー大主教が昨日

空売り投資家を批判なさったんですよ。


今回の金融危機により

「想像も出来ないほどの富が

想像も出来ないほどの虚構、

つまり具体的な業績の裏づけのない

取引によって生み出されていた」

という真実が白日の下に晒された、

とした上で、カンタベリー大主教は

ゆえに空売り規制は正しい、とご主張。


数日前に同じ英国国教会の

ナンバー2であるヨーク大主教も

株価下落につけこむ輩は

「銀行強盗(bank robbers)」だ、まで

おっしゃっておりまして。


このように英国国教会は

アンチ空売り派である、という姿勢を

強烈に打ち出していたのです。


ところが本日。


英国国教会がその資産運用において

空売り投資により利益を得ていたことが発覚


とりあえず55億ポンドくらいを

空売りの形で運用していたらしいです。


あ、あと「マン・グループ」という企業に

1300万ポンドを投資していたそうなんですが、

この会社は

ヘッジファンド最大手(去年の年末の時点で)

なんですよね・・・

ヘッジファンドっつーのはまあ基本的に

空売りには手を出しているわけで・・・


こちらの新聞はいっせいに
「大主教、偽善という言葉はご存知ですか」

という態度を取っております。

こういうときの英国メディアの

威風堂々たる陰湿さ私は嫌いじゃないです。


フィナンシャル・タイムズ紙が

今回の件の詳細を嬉々として報道しております、

お好きな方はこちら をどうぞ


あと上記のカンタベリー大主教の発言は

けっこう意訳してあります、原文は

「This crisis exposes the element

of basic unreality in the situation

— the truth that almost unimaginable

wealth has been generated

by equally unimaginable levels of fiction,

paper transactions

with no concrete outcome beyond profit for traders.」

詳しくはこちら をご覧ください

私の翻訳が間違っていたらすぐご指摘くださいませ


というわけで本日二度目の更新に

おつきあいくださり、ありがとうございました

大主教様たちの

現在の心境に思いを馳せながらの1クリックを


お願いします


夫は今回のブログ記事のタイトルを

「宗教を信じてはならぬ」にすべきだと主張

・・・全盛期の共産主義のスローガンかよ