麻生新内閣が発足しましたね。


首相自ら閣僚名簿を発表!というのは

たぶんにメディア受けを狙った戦略だとは思うのですが、

「各閣僚に何をしてもらうか簡単に述べたい」

と冒頭に言っておいて肝心のその内容が

勉強の出来る中学生の課外研究発表的というか

「・・・それはわかりますけど、だから何?」レベルというか・・・

割と拍子抜けな印象でございました。


ラジオニュースを聴いていた私が唯一

「おっとそれは!」と声を上げたのが、

環境問題について麻生新首相が

「地球温暖化というものに関しましては、

あきらかに、我々は多くの問題を

なんとなく肌で感じていらっしゃるんだと思います」

とあのだみ声で言ってのけられた瞬間で

・・・首相、主語が「我々」で

尊敬語を使っちゃ駄目だと思うんです。


まあ人間誰しも言い間違いはある

しかし純粋に疑問なんですが

首相官邸HP は何故こんな明らかな間違いを

麻生内閣総理大臣記者会見 」欄に

そのまま書き起こして掲載しているんでしょう・・・

動画も同じページに載せてあるから

あえて訂正しない主義なのかしら?


というわけで新内閣、

少子化担当大臣に小渕優子氏任命ですよ。


いや、これが選挙に向けた

話題作りと人気取りを狙った作戦なんだろうな、

ということは理解できるんです。

でも・・・でもこの人事で

いったいどこらへんの話題と人気

首相は手に入れられるとお考えなのでしょうか。

「小渕優子任命で女性からの支持は確実だな!」

とかはまさか思い違いなさっていませんよね・・・?

あの、素直に裏目だと思いますよ・・・?


小渕氏サイドにしたら美味しい話だとは思うのですが

(どうせ短期内閣なわけだから

これといった実績なんぞ築かなくても

今後一生『閣僚経験者』という肩書きを使用できる)

首相サイドの「うまみ」が見えない・・・

それとも私の知らないところで

小渕氏は大人気政治家だったのだろうか・・・


実際のところ私の中で小渕優子氏は

「故・小渕恵三元首相の娘さん、

小渕氏の突然の死を受け緊急出馬で弔い合戦、

日本人はそういう話が大好きですから

当然ダントツのトップ当選、しかしその後

政治家としての活動はあまり聞かず」

みたいな認識だったんですが、

これは私が勉強不足なのか。


「という自己反省の気持ちに基づき調べてみたら

彼女は文教政策に力を入れているみたいなのよ、

だったら文部大臣に任命すればいいじゃない。

女性だから少子化担当にしちゃえって考え方を

そもそも私は好かないってのもあるんだが、

やはりこの人事には私は文句をつけたい、

少子化対策をこの内閣でどうにかしようという

意気込みがまったく感じられない決定だ。

所詮解散前の暫定政権なんだろうが

せめてもう少しやる気のあるフリは見せてもらいたい。

こんな人事を喜んで拝命しちゃう優子氏も

結局のところ気に食わん

と場末の酒場のおやじのように

ブツブツ文句を言っておりましたら、

愚痴の相手を務めてくれていた夫(英国人)が

「・・・そう言えばさ、君は小渕優子氏の

お父さんの、元首相のことも嫌っていたよね」


・・・え?


「そ、そうだったっけ?」

「そうだよ、僕はよく覚えているよ。

ミスター小渕ってあの人でしょ、盗聴法案を成立させた」

「えっと・・・そう・・・かもしれない・・・」

「忘れちゃったの?

当時の君はあんなに怒っていたのに!

あとほら、公共事業が大好きだった人でしょ?」

「そう・・・だっけ・・・?」

「そうだよ!ミスター小渕は

経済対策っつーもんを絶対に誤解しているって

・・・君はあのころ相当憤慨していたよ?」


ああ・・・そういえばそんな記憶も・・・


「それでさ、彼が突然倒れて息を引き取ったって

ニュースが流れたとき、君は

『日本人は当人の死ですべてを浄化するからな、

きっと数年後に我々が覚えているのは

小渕氏が首相在任中に他界したってことだけで、

しかも我々はそれを美談仕立てにして、

彼が実際にどんな政策を推し進めたかについては

思い出そうともしないだろうよ』って言ってたじゃない!

まさか君さえもその日本人の特性に敗北したのっ?」


・・・わたくし、自省の気持ちを

今後は抱いて政治批判を行いたいと思います。


それにしても今度の総選挙はどうなるんでしょうね。


えーと言い訳ですが私はそんなに

故・小渕氏を嫌っていたわけじゃないんですよ

ただ、彼の政策に賛同できなかっただけなんです


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