夫(英国人)はここ数年

「英国の不動産バブルはそろそろはじける」

と言い続けておりました。


しかしこれを聞いた

彼の同僚・知人友人の多くは

「ハッハッハ、また何を言うんだ。

不動産価格が下がるなんてことは

なかなか起きることじゃないぜ」

「バブル期の日本人は

当時皆そう思っておりました。

その後日本経済に何が起きたか

君だって知っているだろう」

「日本は事情が特別だったんだよ」


夫の結論:

わが同胞は日本の悲劇から

どうやら何も学ばなかったらしい。


ともあれ昨今とうとう

英国の住宅販売価格が下がり始めまして、

当地の不動産市場の暗雲は

だんだんと誰の目にも明らかになってきた様子。


「僕達、2年前に

家を買えるほどお金持ちじゃなくてよかったね!

あのとき家を購入していたら

今頃相当悔しい思いをしたと思うよ!」

「・・・負け犬の遠吠え的側面もありますが

まあ貴方の言うことは理解できなくもないです」


ただ、まだまだ

「売れる家は、売れる」という状態です。

近所にもいくつか売り家があるのですが、

例の「外観は古めかしいが

内部はすべて最新設備を導入」という

英国人の夢の憧れを結晶化させたような物件は

「ただいま売り出し中」の看板が立って数日のうちに

「おかげさまで販売完了」の掲示が出ています。


そのかわり何というか、

「悪くはない、悪くはないが、

喉から手が出るほど欲しいわけでもない」

といった印象を買い手に与える家は

なかなか売れてくれない模様。

そりゃそうです、購入者側にしてみたら

「あと少し待ったらバブルが崩壊するだろうから

そのとき値が下がった物件を買いますよ」

ってな気持ちがどうしてもあるのでしょう。


ゆえに現在英国不動産市場は

大過熱の気配を見せています。

売り手としては

これ以上住宅価格が下がる前に

なんとか持ち家を手放したいわけで、

また買い手は買い手で

今こそ素敵な物件が手ごろな価格で

市場に出回るときなのではとも信じるわけで。


とある統計によりますと(詳細はこちら 参照)

現在英国人がもっとも閲覧・利用している

インターネットサイトは不動産関係のサイトらしいです。

出会い系サイト、音楽サイト、旅行サイトなど

他のすべての業種を抑えての第一位だそうな。

ポルノサイトよりも

利用率が上だってところが恐ろしいですね!


・・・誰だこの設問を考え付いたのは


ただ冷静に考えると

「設問1 貴方は不動産関係のサイトを

一日に何分間閲覧しますか?」

「設問2 ではポルノサイトを閲覧する時間は?」

とか尋ねられ素直に真実を答える人

ごく少ないような気もするのですが・・・


まあこんな質問を思わずしてしまうほど

現在の英国不動産市場は

燃え尽きる寸前のろうそく的

狂乱の様相を呈しているのでございます。

ああ恐ろしい。


それにしても我が家の窓はいつ直るのか

昨日今日とひたすら昔祖父に聞いた

軍隊時代の冬山訓練の話を思い出しています


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