近頃の夫(英国人)の
日本でのお気に入りスポットは
某QB HOUSE 。
知る人ぞ知る千円ヘアカットのお店です。
数年前に東京に遊びに来た夫が
「あ、そういえば僕、
髪を切りたいなって思っていたんだけど」
と口を滑らせ、そこがたまたま
有楽町のガード下であったために、
私は迷うことなく
彼を近くの店舗に案内したのでした。
ちょうど数日前にどこかで
「QB HOUSEは最後の仕上げに
特性バキュームで毛を吸い取って
襟周りを掃除する」とか書いてあるのを見て、
私が個人的に興味津々だったのです。
お店に入り、チケットを買い、
夫の希望を私が訳して美容師さんに伝え、
あとは待つこと10分間。
仕上がりはなかなか見事なものでした。
そしておフィニッシュは
待ちかねの特性バキューム
(正式名称は「エアーウォッシャー」)。
妙なところで趣味が似ているわが夫婦、
夫もこの頭上から伸びてくる
素敵なバキュームホースに心奪われたらしく、
以来日本に遊びに来るたびに
「僕、またあのお店に行きたいんですけど」
夫によれば英国の床屋では
「理髪師とお客が軽妙な会話を楽しむ」
というのが社会通念上のマナーとなっているらしく
(・・・本当に本当なのだろうか)、
で、夫はそれが苦痛で仕方ないのだそうです。
「毎回毎回毎回毎回
似たような話を延々と繰り返し・・・
あれはもはや拷問の一種だと思う」
とまで言い切る夫にとっては、
1)余計な会話をせずに済み、
2)作業は迅速かつ丁寧で、
3)しかも料金的にも英国の床屋と比べてお得な
日本の千円ヘアカットシステムは
世界に誇るべき発想なのだそうな。
QB HOUSE、
海外進出の予定はないのでしょうか。