「鴨川に行くなら
仁右衛門島 (にえもんじま)に行けるな。
船で渡って、島でサザエを食うんだ」
と祖父に言われたので
すっかりその気になっていた
わが夫婦ですが、
当日あまりの強風のため
島への上陸はあきらめました。
寒いの、
そんなに好きじゃないんですよ・・・
そんな私たちの目の前で
ご高齢のご婦人方が集団で
「キャー寒いわー!揺れるわー!」
とかはしゃぎながら
渡し舟に乗り込むのを見て
少々自分が不安にならないでも
なかったのですが。
おばさまたちを満載した渡し舟が
岸を離れるのとほぼ同時に
漁船が沖からやってきて接岸。
漁協の皆さんが走り出てきて
船から魚を受け取り始めます。
それを見ていた夫(英国人)が
「・・・サバだ!
しかもあれは網ではなく
針で獲っているとみた!
すばらしい!近くに寄ってみよう!」
と、止める間もなく走り出し。
無言でせっせと
魚を運んでいる漁船のおじさまたちに
「こんにちは、それはサバですか?」
と話しかけてみますと、ひとりのおじさんが
「おう、サバだよ!」
「あ・・・あの・・・この外国人が、
このサバは網で獲ったんじゃない、
だって状態がものすごくいいから、
と主張するんですが・・・」
「おっ!そうだよ、これは針で獲ってるの!
こう、針を紐につけてざーっと流してね、
1回で80匹くらいは獲れるかな!」
・・・何故わが夫は
そんなことを遠目で判断できるのか。
謎の多い男であります。
鴨川シーワールドとか
あのあたりから見た仁右衛門島の図。
・・・たぶん。
違う島だったらどうしよう・・・
